メッセージのタイプ

端末オペレーターが IMS™ TM に対して送信できるメッセージは 4 種類あります。

IMS TM メッセージの宛先から、送信されるメッセージの種類が識別されます。

アプリケーション・プログラムが送信できるのは、次の 3 種類のメッセージです。

プログラムが送受信するメッセージは、複数のセグメントで構成されています。 GU 呼び出しを使用して新しいメッセージの最初のセグメントをリトリーブし、GN 呼び出しを使用してそのメッセージの残りのセグメントをリトリーブします。以下の図は、3 つのメッセージを示しています。メッセージ A には 1 つのセグメントが、メッセージ B には 2 つのセグメントが、 メッセージ C には 3 つのセグメントがそれぞれあります。

図 1. メッセージ・セグメント
図の説明の始まり - この図は、これを囲むテキストで説明されています。図の説明の終わり

メッセージ A をリトリーブするには、GU 呼び出しを発行するだけです。メッセージ B および C をリトリーブするには、GU 呼び出しを 1 回発行して最初のセグメントをリトリーブし、次いで残りの各セグメントごとに GN 呼び出しを発行してリトリーブします。 これは、各メッセージにいくつセグメントが入っているかをユーザーが知っていることを前提としています。 メッセージの数が分からない場合は、IMS TM がそのメッセージのすべてのセグメントがリトリーブされたことを示す QD 状況コードを返すまで、GN 呼び出しを発行してください。

複数セグメント・メッセージの最初のセグメントをリトリーブした後で、不注意から GU 呼び出しを発行した場合、IMS TM は QC 状況コードを返します。 この状況はこれ以上メッセージが存在しないことを示すもので、プログラムはメッセージに関連した追加のセグメントをリトリーブすることはありません。 データは失われることになり、脱落が起こったことは何も示されません。