DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows

db2cmd - DB2 コマンド・ウィンドウのオープン・コマンド

CLP 可能 DB2® ウィンドウをオープンし、DB2 コマンド行環境を初期化します。 このコマンドを実行することは、「DB2 コマンド・ウィンドウ」アイコンをクリックすることと同じです。

このコマンドは Windows オペレーティング・システムでのみ使用できます。

許可

なし

必要な接続

なし

コマンド構文

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>>-db2cmd--+-------------+--+---------+------------------------><
           '-option-flag-'  '-command-'   

コマンド・パラメーター

-c | /c
-c オプションの後のコマンドを新しい DB2 コマンド・ウィンドウで実行した後、終了します。 例えば、db2cmd -c dir と指定すると、dir コマンドが新しい DB2 コマンド・ウィンドウで呼び出された後、DB2 コマンド・ウィンドウがクローズします。
-w | /w
-w オプションの後のコマンドを新しい DB2 コマンド・ウィンドウで実行した後、新しい DB2 コマンド・ウィンドウがクローズされるのを待機してから、処理を終了します。 例えば db2cmd /w dir と指定すると、dir コマンドが呼び出されますが、新しい DB2 コマンド・ウィンドウがクローズされるまで処理は終了しません。
-i | /i
同じ DB2 コマンド・ウィンドウを共有しファイル・ハンドルを継承した状態で、-i オプションの後のコマンドを実行します。 例えば db2cmd -i dir と指定すると、同じ DB2 コマンド・ウィンドウで dir コマンドが実行されます。
-t | /t
-t オプションの後のコマンドを新しい DB2 CLP ウィンドウで実行します。指定されたコマンドはこの新しいウィンドウのタイトルになります。

使用上の注意

DB21061E (「コマンド行環境が初期化されていない。」) が、CLP が有効な DB2 ウィンドウを表示する際に戻される場合、オペレーティング・システムの環境スペースが足りない可能性があります。 config.sys ファイルで SHELL 環境セットアップ・パラメーターを調べ、 状況に応じて値を増やしてください。 以下に例を示します。
   SHELL=C:¥COMMAND.COM C:¥ /P /E:32768