blocknonlogged -「ログに記録されないアクティビティーを許可する表のブロック作成」構成パラメーター
このパラメーターは、表の NOT LOGGED または NOT LOGGED INITIALLY 属性がアクティブになることをデータベース・マネージャーが許可するかどうかを指定します。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能
- デフォルト [範囲]
- いいえ [はい、 いいえ ]
デフォルトでは、blocknonlogged は NO に設定されます。これによりログに記録されない操作が許可され、ログ記録が省略されることによるパフォーマンス上の利点が得られます。 ただし、この構成に関連するいくつかの潜在的な欠点もあり、特に高可用性災害時リカバリー (HADR) データベース環境では顕著です。 Db2 HADR データベース環境では、データベース・ログを使用して、データを 1 次データベースからスタンバイ・データベースに複製します。 ログに記録されない操作は、1 次データベースで可能ですが、 スタンバイ・データベースに複製されません。 ログに記録されない操作を 1 次データベースに対して行う場合は、スタンバイ・データベースを再初期化する必要があります。 例えば、ログに記録されない操作の後にスタンバイ・データベースを再同期するために、オンライン・スプリット・ミラーまたは中断入出力サポートを使用できます。
使用上の注意
- blocknonlogged を YES に設定すると、CREATE TABLE ステートメントおよび ALTER TABLE ステートメントは、以下のいずれかの条件が該当する場合には失敗します。
- NOT LOGGED INITIALLY パラメーターが指定されている。
- NOT LOGGED パラメーターが LOB 列に指定されている。
- CLOB、DBCLOB、または BLOB 列は、ログに記録されないものとして定義されます。
- blocknonlogged を YES に設定すると、以下のような状態が存在する場合に LOAD コマンドが失敗します。
- NONRECOVERABLE オプションが指定される。
- COPY NO オプションが指定される。