logarchmeth2 - 2 次ログ・アーカイブ方式構成パラメーター
このパラメーターでは、現行ログ・パスまたはミラー・ログ・パスのアーカイブ済みログの 2 次宛先のメディア・タイプを指定します。
- 構成タイプ
- データベース
- 適用
- ローカルおよびリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
- クライアント
- ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
- ローカルとリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能。1 2
- デフォルト [範囲]
- OFF [DISK、 TSM、 VENDOR]
- オフ
- ログ・アーカイブ方式を使用しないことを指定します。 logarchmeth1 と logarchmeth2 の両方の構成パラメーターを オフに設定した場合、データベースは循環ロギングを使用しているとみなされ、ロールフォワード・リカバリーはできません。 これがデフォルトです。
- DISK
- この値の後にコロン (:) を付け、その後に、ログ・ファイルがアーカイブされる既存の絶対パス名を指定する必要があります。 例えば、 logarchmeth2 構成パラメーターを DISK:/u/dbuser/archived_logs に設定すると、アーカイブ・ログ・ファイルは /u/dbuser/archived_logs/instance/dbname/nodename/chainid/ ディレクトリーに配置されます。注: テープにアーカイブする場合は、 db2tapemgr ユーティリティーを使用してログ・ファイルを保管およびリトリーブすることができます。注: NFSにアーカイブする場合は、 nolock オプションを使用して NFS システムをマウントすることをお勧めします。
- TSM
- 追加の構成パラメーターなしで指定した場合、ログ・ファイルはデフォルト管理クラスを使用してローカル TSM サーバーにアーカイブされます。 このオプションの後にコロン (:) を付けて TSM 管理クラスを指定した場合、ログ・ファイルは指定された管理クラスを使用してアーカイブされます。
- VENDOR
- ベンダー・ライブラリーを使用してログ・ファイルをアーカイブすることを指定します。 この値の後にコロン (:) を付け、ライブラリーの名前を指定する必要があります。 ライブラリー内の API は、ベンダー製品のバックアップ API およびリストア API を使用する必要があります。
- 注:
- ログ・アーカイブが完了するのは、 logarchmeth1 メソッドと logarchmeth2 メソッドの両方が正常に実行された場合のみです。
- logarchmeth1 または logarchmeth2 構成パラメーターのいずれかを オフ以外の値に設定すると、データベースはロールフォワード・リカバリー用に構成されます。
- logarchmeth1 構成パラメーターに userexit または logretain オプションを使用する場合は、 logarchmeth2 構成パラメーターを オフに設定する必要があります。
- アーカイブ・ログ・パスに、現行データベースに属していないログ・ファイルを含めることはできません。 アーカイブ・ログ・パスが、以前に同名のデータベースに対して使用されていた場合、現行のアーカイブ・ログ・パスを使用する前に、これらのログ・ファイルを削除する必要があります。
logarchmeth2 構成パラメーターを使用してパスを指定すると、ログ・ファイルは、この宛先と、 logarchmeth1 データベース構成パラメーターで指定された宛先の両方にアーカイブされます。 logarchmeth2 構成パラメーター・アーカイブがどのログ・ファイルをアーカイブするかは、 mirrorlogpath データベース構成パラメーターの値も設定したかどうかによって異なります。
- mirrorlogpath 構成パラメーターの値を設定しない場合、 logarchmeth2 構成パラメーターは、 logpath 構成パラメーターで指定された現行ログ・パスからログ・ファイルをアーカイブします。
- mirrorlogpath 構成パラメーターの値を設定すると、 logarchmeth2 構成パラメーターはミラー・ログ・パスからログ・ファイルをアーカイブします。
1 logarchmeth1 が OFFの場合、 logarchmeth2 を OFF から OFF 以外の値に変更すると、データベースが再活動化された後にのみ有効になり、データベースを再活動化する前にオフライン・バックアップを取る必要があります。