hadr_remote_inst - リモート・サーバーの HADR インスタンス名構成パラメーター
このパラメーターでは、リモート・サーバーのインスタンス名を指定します。 高可用性災害時リカバリー (HADR) も、接続を要求しているリモート・データベースが 宣言済みのリモート・インスタンスに属しているかどうかをチェックします。
- 構成タイプ
- データベース
- 適用
- ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
- ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
- パラメーター・タイプ
- 構成可能1
- デフォルト
- ヌル
- アップグレードに関する注意事項
- Db2® バージョン 9.8 フィックスパック 4 pureScale 以前の環境からアップグレードする場合、 hadr_remote_inst の値はメンバー 0 での値に設定されます。
hadr_remote_inst 構成パラメーターで参照される情報は、そのサーバーまたはクラスターに割り当てられている役割によって異なります。
- 1 次データベース上では、この構成パラメーターはプリンシパル・スタンバイ・データベースのインスタンス名を参照します。
- スタンバイ・データベース上では、この構成パラメーターは 1 次データベースのインスタンス名を参照します。
Db2 pureScale® フィーチャーを使用していない限り、HADR をセットアップするには、このパラメーターに NULL 以外の値を指定する必要があります。 このパラメーターは、 hadr_target_list 構成パラメーターが設定されている場合は自動構成の下にありますが、統合クラスター・マネージャー IBM® Tivoli® System Automation for Multiplatforms (SA MP)が自動的に再構成される前に正しくない値を選択する場合は、正しい値が指定されていることを確認する必要があります。
1 このパラメーターに対する変更は、データベースの活動化時に有効になります。 データベースがすでにオンラインになっている場合は、1 次データベースで HADR を停止して再始動することで、変更を有効にできます。