appgroup_mem_sz - アプリケーション・グループ・メモリー・セットの最大サイズ構成パラメーター

このパラメーターはバージョン 9.5 以降は非推奨ですが、バージョン 9.5 以前のバージョンのデータ・サーバーとクライアントではまだ使用されています。 この構成パラメーターに指定された値は、 Db2® バージョン 9.5 以降のリリースのデータベース・マネージャーによって無視されます。 バージョン 9.5 では、このパラメーターは appl_memory 構成パラメーターに置き換えられています。
注: 以下の情報は、バージョン 9.5 より前のデータ・サーバーおよびクライアントにのみ適用されます。
このパラメーターでは、アプリケーション・グループ共有メモリー・セグメントのサイズを 決定します。
構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
構成可能
デフォルト [範囲]
ローカル・クライアントを持つ UNIX データベース・サーバー (32 ビット HP-UX以外)
20 000 [1 - 1 000 000 ]
32 ビット HP-UX
  • ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
10 000 [1 - 1 000 000 ]
ローカル・クライアントを持つ Windows データベース・サーバー
10 000 [1 - 1 000 000 ]
ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー (32 ビット HP-UX を除く)
30 000 [1 - 1 000 000 ]
ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション化されたデータベース・サーバー (32 ビット HP-UX を除く)
40 000 [1 - 1 000 000 ]
単位
ページ (4 KB)

同じアプリケーションを使用するエージェント間で共有する必要がある情報 は、アプリケーション・グループ共有メモリー・セグメントに保管されます。

パーティション・データベース、またはパーティション内並列処理が使用可能か、コンセントレーターが使用可能の 非パーティション・データベースでは、複数のアプリケーションが 1 つのアプリケーション・グループを 共有します。 アプリケーション・グループ共有メモリー・セグメントが 1 つ、アプリケーション・ グループに割り振られます。 アプリケーション・グループ共有メモリー・セグメント内 では、各アプリケーションにそれぞれ固有のアプリケーション・コントロール・ヒープがあり、すべての アプリケーションで 1 つのアプリケーション・グループ共有ヒープを共有します。

1 つのアプリケーション・グループ内のアプリケーションの数は、次のようにして計算されます。
appgroup_mem_sz / app_ctl_heap_sz
アプリケーション・グループ共有ヒープ・サイズは、次のようにして計算されます。
appgroup_mem_sz * groupheap_ratio / 100
各アプリケーション・コントロール・ヒープのサイズは、次のようにして計算されます。
app_ctl_heap_sz * (100 - groupheap_ratio) / 100

推奨: パフォーマンス上の問題が検出されない限り、このパラメーターの デフォルト値を変更しないでください。