dft_refresh_age - デフォルトの REFRESH AGE 構成パラメーター
このパラメーターは、CURRENT REFRESH AGE 特殊レジスターのデフォルト値を指定します。 値は、キャッシュされたデータ・オブジェクトに対する特定のタイム・スタンプ付きイベントが発生した後の最大期間を表します。 この期間、キャッシュされたデータ・オブジェクトを使用することができ、照会処理の最適化に役立ちます。 タイム・スタンプ付きイベントの例として、システム保守 REFRESH DEFERRED マテリアライズ照会表に対する REFRESH TABLE ステートメントの処理などがあります。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- 構成可能
- デフォルト [範囲]
- 0 [0 - 99999999999999 (ANY)]
- 単位
- なし
このパラメーターは DECIMAL(20,6) という
データ・タイプのタイム・スタンプ値を指定します。 値は、0 から 99999999999999、またはこの範囲内の有効なタイム・スタンプでなければなりません。 範囲の有効な形式は、yyyymmddhhmmss.nnnnnn です。それぞれの意味は次のとおりです。
- yyyy は年数であり、0 から 9999 までの範囲の値を使用できます。
- mm は月数であり、0 から 11 までの範囲の値を使用できます。
- dd は日数であり、0 から 30 までの範囲の値を使用できます。
- hh は時間数であり、0 から 23 までの範囲の値を使用できます。
- mm は分数であり、0 から 59 までの範囲の値を使用できます。
- ss は秒数であり、0 から 59 までの範囲の値を使用できます。
- nnnnnn は小数秒数です。 値の小数秒部分は無視されるので、任意の値にすることができます。
dft_refresh_age 構成パラメーターを 0 または 99999999999999 (ANY) 以外の値に設定するには、dft_mttb_types データベース構成パラメーターを REPLICATION または NONE に設定する必要があります。
CURRENT REFRESH AGE の値が 99999999999999 (ANY) で、QUERY OPTIMIZATION クラスの値が 2、または 5 以上である場合、REFRESH DEFERRED マテリアライズ照会表は動的照会の処理を最適化すると見なされます。