dft_degree - デフォルト多重度構成パラメーター
このパラメーターは、CURRENT DEGREE 特殊レジスターおよび DEGREE BIND オプションのデフォルト値を指定します。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能
- Db2® pureScale® 環境のメンバーにより構成可能
- 伝搬クラス
- 接続
- デフォルト [範囲]
- 1 [-1(ANY)、1 - 32 767]注: デフォルト値は、初期データベース作成後に Db2 構成アドバイザーによって変更される場合があります。
デフォルト値は 1です。
値が 1 では、パーティション内並列処理がないことを意味します。 値が -1 (または ANY) では、オプティマイザーがプロセッサーの数と照会のタイプに基づいて、パーティション内並列処理の多重度を決定することを示します。
SQL ステートメントの並列処理の多重度は、CURRENT DEGREE 特殊レジスターまたは DEGREE BIND オプションを使用して、ステートメントのコンパイル時に指定されます。 アクティブ・アプリケーションのパーティション内並列処理のランタイムの最大度合いは、 SET RUNTIME DEGREE コマンドを使用して指定します。 「Maximum Query Degree of Parallelism (max_querydegree)」構成パラメーターは、すべての SQL 照会のパーティション内並列処理の最大照会度合いを指定します。
実行時に使用される実際の多重度は、次のうちで最も低い値になります。
- max_querydegree 構成パラメーター
- アプリケーション実行時の多重度
- SQL ステートメント・コンパイル時の多重度
- MAXIMUM DEGREE サービス・クラス・オプション
- MAXIMUM DEGREE ワークロード・オプション