maxfilop - データベース単位の最大データベース・ファイル・オープン数

このパラメーターにはデータベースごとにオープン可能なファイル・ハンドルの最大数を指定します。 各アクティブ・アプリケーションは、maxfilop で指定された値に加算されます。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
  • オンラインで構成可能
  • Db2® pureScale® 環境のメンバーにより構成可能
伝搬クラス
トランザクション境界
デフォルト [範囲]
AIX®、Sun、HP、および Linux® 64 ビット
61 440 [64 - 61 440]
Linux 32 ビット
30 720 [64 - 30 720]
Windows 32 ビット
32 768 [64 - 32 768]
Windows 64 ビット
65 335 [64 - 65 335]
単位
カウンター

ファイルを 1 つオープンしただけでこの値を超える場合は、このデータベースで使用中の一部のファイルがクローズされます。 maxfilop が小さ過ぎる場合は、ファイルをオープンしたり、クローズしたりする処理時間の増加が過剰になり、パフォーマンスを低下させる可能性があります。

オペレーティング・システムとデータベース・マネージャーの間では、 SMS 表スペースと DMS 表スペース・ファイル・コンテナーが両方ともファイルとして処理されるので、 ファイル・ハンドルが必須です。 SMS 表スペースでは、DMS ファイル表スペースの場合に使用されるコンテナーの 数に比べて、一般的には、多くのファイルが使用されます。 したがって、SMS 表スペースを 使用している場合は、DMS ファイル表スペースの場合に必要とする値に比べて大きな値が、この パラメーターに必要になります。

また、このパラメーターを使用して、データベース単位のファイル・ハンドル数を一定に制限する ことによって、データベース・マネージャーで使用されるファイル・ハンドルの総計がオペレーティング・システム限度を超えることのないようにすることもできます。なお、実際の数は、同時に稼働するデータベースの数に応じて異なります。