DB2

列定義には基本的な 2 つの要素 (列名とデータ・タイプ)があります。

1 つのには、同じデータ・タイプを持つ値が入ります。レコードとフィールドの概念に精通している読者にとっては、 をレコードの中のフィールドとして考えても構いません。値とは、SQL を使って操作可能なデータの最小単位です。例えば、EMP 表の場合、EMP 列はユニークな社員番号別の全社員を示しています。HIREDATE 列には、全社員に対する雇用日が入ります。列をオーバーラップすることはできません。

オンライン・スキーマの機能拡張により、列定義をお客様が変更できるようにする柔軟性が提供されます。列定義に関して変更を行う場合、その決定には十分な注意が必要です。 表設計のインプリメント後でも、アプリケーションの中断を最小にして列定義を変更できます。

データベース設計のインプリメンテーション・フェーズ全体に渡って、SQL ステートメント構文の完全な説明と、作業する各 SQL ステートメントごとの使用方法を参照してください。

列名

組織のために策定された列の命名規則のガイドラインに従うことで、整合性のある適切な列名を選択できます。

一般にデータベース管理者 (DBA) は、物理データベース設計段階で属性 (または列) の名前の決定に関与します。 列名を正しく選択するには、DBA はデータ管理者が策定した指針に従います。

設計の完了後に、列をデータベースに追加する必要が生じる場合があります。この場合、DB2® の固有列名の規則に従う必要があります。1 つの表の中では列名は固有である必要がありますが、異なる表では同じ列名を使用できます。列内のデータを記述する意味のある名前を選択して、命 名方式を直感的に理解できるようにします。列名の最大長は 30 バイトです。