言語の相互運用性機能

XL Fortran は、Fortran 2003 標準に基づいた、C との相互運用のための標準化されたメカニズムを備えています。あるエンティティーが相互運用可能であるとは、そのエンティティーについて等価 であるような宣言をこれら 2 つの言語で行えることを意味します。 XL Fortran は、型、変数、共通ブロック、およびプロシージャーの相互運用を実施します。 C プログラミング言語と相互運用可能であれば、C で 提供される多くのライブラリーおよび低レベルの機能へのアクセスを容易に移植でき、 また、C で作成されたプログラムでの Fortran ライブラリーの使用が移植可能になります。 このインプリメンテーションについて、このセクションで詳しく説明します。