ON-ERROR (エラーの時)

自由形式構文 ON-ERROR {例外識別コード1 {:例外識別コード2… } }
コード 演算項目 1 拡張演算項目 2
ON-ERROR   例外 ID のリスト
例外 ID リスト (例外識別コード 1:例外識別コード 2…) の中のどのエラー条件を ON-ERROR ブロックで処理するかを指定します。次のいずれの組み合わせでも、コロンで区切って指定することができます。
nnnnn
状況コード
*PROGRAM
00100 から 00999 のすべてのプログラム・エラー状況コードを処理します。
*FILE
01000 から 09999 のすべてのファイル・エラー状況コードを処理します。
*ALL
00100 から 09999 のプログラム・エラー・コードとファイル・エラー・コードの両方を処理します。 これはデフォルトです。

00100 から 09999 の範囲外の状況コード (例えば 0 から 99 のコード) は、モニターの対象にはなりません。これらの値を ON-ERROR グループに対して指定することはできません。 また、使用されているコンパイラーの特定バージョンに対して無効ないかなる状況コードも、指定することはできません。

複数の ON-ERROR グループが同一の状況コードをカバーしている場合は、最初の 1 つだけが使用されます。この理由により、特定の状況コードの後に *ALL などの特殊値を指定する必要があります。

ON-ERROR グループの中で発生するいかなるエラーも、MONITOR グループによって処理されることはありません。エラーを処理するには、ON-ERROR グループの中で MONITOR グループを指定することができます。

ON-ERROR ブロックのすべてのステートメントが処理された場合、ENDMON ステートメントの次のステートメントへ制御が渡されます。

ON-ERROR ステートメントの例については、MONITOR (監視グループの始め)を参照してください。

詳細については、エラー処理命令を参照してください。