NEXT (次の入力の取り出し)

自由形式構文 NEXT{(E) } プログラム装置 ファイル名
コード 演算項目 1 演算項目 2 結果フィールド 標識
NEXT (E) ファイル名   _ ER _

NEXT 命令コードは、複数装置ファイルの次の入力をプログラム装置 オペランドに 指定されたプログラム装置から強制的に取り出します。 ただし、その入力命令がサイクル読み取りまたは「ファイル名による READ」の場合に限られます。 読み取り操作 (CHAIN、EXFMT、READ、および READC を含む) によって、前の NEXT 命令の影響は終了します。 入力操作間に NEXT が複数回指定されている場合には、最後の命令だけが処理 されます。 NEXT 命令コードを使用できるのは、複数装置ファイルの場合だけで す。

プログラム装置 オペランドには、プログラム装置名を含む 10 桁のフィールドの名前、またはプログラム装置名である文字リテラルあるいは名前のついた定数を入力 します。ファイル名 オペランドには、命令を要求する複数装置 ワークステーション・ファイルの名前を入力します。

NEXT 例外 (ファイル状況コードが 1000 より大きい) を 処理するために、命令コード拡張 'E' またはエラー標識 ER を指定できますが、 両方を指定することはできません。 エラー処理の詳細については、ファイル例外/エラーを 参照してください。

詳細については、ファイル命令を参照してください。

図 1. NEXT 命令
*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7....+....
CL0N01Factor1+++++++Opcode(E)+Factor2+++++++Result++++++++Len++D+HiLoEq....
C
 * 装置 Dev1 と Dev2 はワークステーション・ファイル
 * DEVICEFILE に接続されているものとします。最初の READ で DEV1 からデータが
 * 読み取られて、2 番目の READ で DEV2 からデータが読み取られます。NEXT 命令
 * は演算項目 1 (すなわち、DEV1) からのデータについての 3 番目の
 * READ を待機するようにプログラムに指示します。
C
C                   READ (E)  Devicefile
C                   :
C                   READ (E)  Devicefile
C                   :
C     'DEV1'        NEXT
C                   :
C                   READ (E)  Devicefile