MVR (剰余の転送)
自由形式構文 | (許可されていない - %REM 組み込み関数を使用) |
コード | 演算項目 1 | 演算項目 2 | 結果フィールド | 標識 | ||
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MVR | 剰余 | + | - | Z |
MVR 命令は、前の DIV 命令で生じた剰余を結果フィールドに指定された別 のフィールドに転送します。 演算項目 1 と演算項目 2 はブランクでなければなりません。 MVR 命令は DIV 命令の直後になければなりません。 条件付け標識を使用する場 合には、MVR 命令が DIV 命令の直後に処理されることを確認してください。 MVR 命令が DIV 命令の前に処理されると、好ましくない結果になります。 結果フィールドは数値でなければならず、配列、配列要素、サブフィールド、 またはテーブル名のいずれかを入れることができます。
DIV 命令で小数点以下の桁数を持つ演算項目が使用される場合には、
結果フィールドに十分な余地を残しておいてください。小数点以下の有効桁数は次のうちの大きい方になります。
- 前の除算命令の演算項目 1 の小数点以下の桁数
- 前の除算命令の演算項目 2 と結果フィールドの小数点以下の桁数の和
剰余の符号 (+ または -) は被除数 (演算項目 1) と同じです。
直後に MVR 命令が続く DIV 命令に四捨五入を指定することはできません。
剰余の整数部分の最大桁数は、前の除算命令の演算項目 2 の整数部分の桁数 と同じです。
前の除算命令で結果フィールドに配列を指定している場合には、MVR 命令を 使用することはできません。 また、直前の DIV 命令に少なくとも 1 つの浮動オペランドがある場合に は、MVR 命令を使用することはできません。
MVR 命令の詳細については、算術演算を参照してください。
MVR 命令の例については、図 1 を参照してください。