ACQ (獲得)
自由形式構文 | ACQ{(E) } 装置名 ワークステーション・ファイル |
コード | 演算項目 1 | 演算項目 2 | 結果フィールド | 標識 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ACQ (E) | 装置名 | ワークステーション・ファイル | _ | ER | _ |
ACQ 命令は、ワークステーション・ファイル に指定されたワークステーション・ ファイルに対して、装置名 に指定されたプログラム装置を獲得します。 この装置が使用可能な場合には、 ACQ は装置をファイルに接続します。 使用可能でないかまたはすでにファイルに接続されている場合には、エラーが 起こります。
ACQ 例外 (ファイル状況コードが 1000 より大きい) を 処理するために、命令コード拡張 'E' またはエラー標識 ER を指定できますが、 両方を指定することはできません。 エラー標識または 'E' 拡張が指定されない で、INFSR サブルーチンが指定されている場合には、エラー/例外が起こる と、INFSR に制御が渡されます。 エラー標識、'E' 拡張、INFSR サブルーチンの いずれも指定されていない場合には、エラー/例外が起こると デフォルトのエラー/例外処理プログラムが制御を受け取ります。 エラー処理の詳細については、ファイル例外/エラーを 参照してください。
ACQ 命令の処理時には入出力操作は行われません。ACQ は複数の装置ファイルによって使用されるか、またはエラー回復のために、 単一の装置ファイルによって使用することができます。 1 つのプログラムが装置を獲得しますが、その装置をファイルを 共用する呼び出されたすべてのプログラムで使用できるようにします。またそのプログラムは、呼び出されたプログラムが その装置を解放することを許可します。 「Rational Development Studio for i ILE RPG プログラマーの手引き」 のワークステーション・ファイル の使用法についての章の「複数の装置ファイル」の項を参照してください。
詳細については、ファイル命令を参照してください。