宣言命令

宣言命令を次の表に示します。

表 1. 宣言命令
命令 従来型の構文 自由形式構文
フィールド定義 DEFINE (フィールド定義) 定義仕様書における LIKE キーワードまたは DTAARA キーワード
キーの定義 (許可されていない)
パラメーターの識別 PR 定義仕様
タグ TAG (タグ) (許可されていない)

宣言命令では (任意指定の演算項目 1 または 2 を持つ PARM の場合を除き) 処置は行われません。宣言命令は、演算中の任意の個所に指定することがで きます。宣言命令は、フィールドの特性を宣言したり、プログラムの各部分にマークを 付けるために使用します。制御レベルの指定 (7 から 8 桁目) はブランクにすることも、 プログラムの適切なセクション内のステートメントをグループにまとめる指定を入れる こともできます。

DEFINE 命令は、別のフィールドの属性 (長さおよび小数点以下の桁数) に 基づいてフィールドを定義するか、あるいはフィールドをデータ域として定義 します。

KLIST および KFLD 命令は、複合キー・フィールドを参照する名前および複 合キーを構成するフィールドを指示するために使用します。 複合キー とは、キー・フィールドのリストを含むキーのことです。 複合キーは、左から右へと作成され、最初に指定した KFLD が複合キーの左端 (高位) のフィールドになります。

PLIST および PARM 命令は、呼び出されたプログラムまたはプロシージャー が呼び出し側プログラムまたはプロシージャーからパラメーターにアクセスできる ように、CALL および CALLB 命令と一緒に使用されます。

TAG 命令は、GOTO や CABxx などの分岐命令の宛先を指定します。