バッテリー・パックの取り替え

バッテリー・パックを取り替える前に、以下のガイドラインに留意してください。

注: キャッシュ・バッテリー・パックを取り替えるときは、新しいバッテリーを接続する前に、キャッシュ・バッテリー・パックを 60 秒以上切り離しておく必要があります。この所要時間は、バッテリーが取り替えられたことをカードが認識するのに必要な最小時間です。
注: このバッテリーはリチウム・イオン・バッテリーです。 爆発することがありますので、火中に入れないでください。 IBM 承認の部品のみと交換してください。バッテリーのリサイクルまたは廃棄については、地方自治体の条例に従ってください。 米国では、IBM® がこのバッテリーの回収プロセスを設けています。 詳しくは、1-800-426-4333 にお問い合わせください。 お問い合わせの前に、このバッテリー・ユニットの IBM 部品番号をご用意ください。
重要: データ損失を防ぐためには、キャッシュ・バッテリー・パックがまだエラー状態になっていない場合は、 『再充電可能バッテリー・エラーの強制』に説明がある手順を実行してから、先に進んでください。キャッシュ・データを示す LED が明滅している場合、キャッシュ・バッテリー・パックを取り替えないでください。取り替えると、データが失われます。 アダプターのキャッシュ・データ存在 LED の有無および LED の位置を判別するには、 以下のセクションにあるフィーチャーの説明および図を参照してください。
重要: 静電気は、このデバイスやご使用のシステム装置を損傷するおそれがあります。 損傷を防ぐには、このデバイスを取り付ける準備ができるまで、帯電防止バッグに入れておいてください。 静電気の放電の可能性を減らすには、 以下の予防措置をお読みください。
  • 動きを制限する。 動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。
  • デバイスは、端またはフレームをつかんで慎重に扱う。
  • はんだ接合部分、ピンまたは露出したプリント回路に触らない。
  • デバイスを、他人が触れて、損傷しかねないところに放置しない。
  • デバイスがまだ帯電防止パッケージの中にあるうちに、 システム装置の塗装されていない金属部分に少なくとも 2 秒触れさせる。 (これによって、パッケージと人の体から静電気が除かれます。)
  • デバイスをパッケージから取り出し、どこかに置かずに直接システム装置に取り付ける。 デバイスを置く必要があるときは、帯電防止パッケージの上に置きます。 (デバイスがコントローラーの場合は、コンポーネント側を上にして置きます。) デバイスは、システム装置のカバーまたは金属製のテーブルの上に置かない。
  • 寒い天候のときは、暖房により室内の湿度が下がり、静電気が増えるので、デバイスの取り扱いにはさらに慎重に行う。



最終更新: 2016 年 4 月