SAP ERPモダナイゼーション・プログラムを成功させるには、求められる成果や期待されるビジネス価値、エンドツーエンドのスコープやロードマップに関する組織の明確な連携から始まります。この連携は、長年にわたってSAP ECC 上でコア業務を実行している企業にとって重要です。これは、モダナイゼーションの取り組みをどこから開始するか、また、この投資の価値を確認するためにどのように優先順位を付け、組織化し、計画するかを決定するのに役立ちます。
この戦略計画を策定するには、人材、プロセス、エンタープライズアーキテクチャ、次世代テクノロジーにまたがるSAP S/4HANA対応のトランスフォーメーションに関するクリティカルな意思決定を進めるためのファクトベースが必要です。
SAP ERPアプリケーションとインフラストラクチャーのモダナイゼーションの両方を伴うS/4HANAプログラムの導入を何百件も成功させてきたIBMには、Rapid Discoveryと呼ばれる明確に定義されたアプローチがあります。このアプローチは、 SAP ERP モダナイゼーションの目的、理由、方法を決定するのに役立ち、インフラストラクチャに依存しません。AIX、IBM i、Linux、またはWindowsのいずれでSAP ERPを実行する場合でも、アプローチは同じです。IBMの部門横断的な専門家チームは、革新的なツールとフレームワークを使用して、次の6つの重要な要素で構成される変革的な基盤を構築しています。
Rapid Discovery の一環として、当社は以下のイネーブラーに関連する問題の解決についてもクライアントを支援します。
SAP ERPモダナイゼーションのためのこの明確に定義されたディスカバリー・プロセスは、現在のSAP ランドスケープを評価し、あるべき状態を定義し、ビジネス・ケース、運用モデル、最新のエンタープライズ・アーキテクチャーに整合させるのに役立ちます。詳細については、IBM Cloud for SAP ERPモダナイゼーションをご覧ください。