IBM Security Verifyに関する質問
IBMがVerify用のデータセンターを提供しているリージョンはどこですか?
IBMは現在、米国、カナダ、ヨーロッパ、中国、日本でVerify用の商用データセンターを提供しています。 これ以外のリージョンでは、Verifyの専用クラウド・インスタンスで対応できます。
Verifyのクラウド・インフラストラクチャーは、利用者に専用ですか?それとも利用者間で共有されますか?
マルチテナント・デプロイメントでは、選択したリージョンに配置されたインフラストラクチャーがデフォルトで共有されています。このインフラストラクチャーでは、データの論理的な分離と暗号化を使用して、適切なセキュリティーを確保しています。 またIBMでは、お客様向けに特別にデプロイして隔離した、Verifyの専用クラウド・インスタンスも提供しています。 これらによって、主要なパブリッククラウド・プロバイダーに基づいたデプロイメント・リージョンの選択肢がさらに広がります。
Verifyのサービス・レベル・アグリーメント(SLA)はどのような内容ですか?
Verifyでは99.9%のアップタイムが保証されています。通常、実際の運用アップタイムはこれを上回ります。 以下のリンクでVerifyのアップタイムをモニターできます。
VerifyでActive DirectoryをIDソースとして使用するにはどうすればよいですか?
Verifyのテナントを使用して、Active DirectoryやAzure ADなどの外部ディレクトリーに対してユーザーを認証できます。 詳細は以下のリンクで構成ガイドをご覧ください。
所有するオンプレミス・アプリケーションをVerifyで保護できますか?
はい。Verifyでは、軽量のApplication Gatewayを使用して、オンプレミスのWebアプリケーションにアクセス管理を拡張します。 また、Verifyは、既存のVerify Accessの実装と連携して動作します。
Verifyはどのようなユーザー認証方式を提供しますか?
Verifyは、時間ベース、SMS、電子メール、音声によるワンタイム・パスワード(OTP)を提供します。また、IBM Verifyモバイル・アプリケーションのプッシュ通知、指紋や顔認証などのユーザー生体認証、QRコード、FIDO2のサポートも提供します。
Verifyは仮想プライベート・ネットワークの多要素認証をどのようにサポートしますか?
Verifyに含まれているRADIUSクライアントが、RADIUSプロトコルをサポートする接続と他のシステムの認証メカニズムとして機能します。
Verfiyには、すぐに使用できる開発用SDKが用意されていますか?
はい。開発者ポータルでは、ネイティブ・モバイル・アプリケーションや、NodeJSやReactJSなどのフレームワークを使用したWebアプリケーションなど、各種ユースケースに対応するSDKについての情報を提供しています。
IBM Cloud® Identityとは何ですか?
2020年6月に、IBM Cloud IdentityがIBM Security Verifyに商標変更されました。
IBM Security VerifyとIBM Security Verify Accessを併用できますか?
はい。Verify(SaaS)とVerify Access(オンプレミス)は一緒にライセンスを交付されていて、連動します。 クイック・スタート・ウィザードを使用して連携を確立できます。
VerifyはKeycloakまたはRed Hat® Single Sign-Onと統合できますか?
はい。VerifyをKeycloakまたはRed Hat SSOの環境に拡張することで、拡張認証などのIDaaS機能をすべて使用できます。Verifyの拡張機能は、IBM Security™のGitHubページで公開されています。
VerifyはIBM Security™ MaaS360®と統合できますか?
はい。統合エンドポイント管理のためにVerifyとMaaS360を併用することで、モバイル・デバイスのシングル・サインオンと条件付きアクセス管理を行うことができます。
VerifyはIBM QRadar® SIEMと統合できますか?
はい。Verifyのイベント・データをQRadarにストリーミングして、脅威の異常を特定して分析できます。
VerifyはIBM Security™ SOARと統合できますか?
はい。Verifyの異常値とその他のイベントをIBM Security SOARに送信することで、自動パスワード・リセットや資格の削除などのアクションを実行できます。