IBM® PowerSCは、AIX、IBM iまたはLinuxが稼働しているIBM Powerサーバー上の仮想化環境向けに最適化された、セキュリティーとコンプライアンスのソリューションです。PowerSCは、IBM Powerサーバー・スタックの上部に配置され、さまざまな層に構築されたセキュリティー機能を統合します。IBM AIXおよびLinux on PowerのすべてのエンドポイントでセキュリティーとコンプライアンスをPower 上で一元管理できるようになりました。これにより、GDPRを含むコンプライアンス監査に対してより適切なサポートを受けることができます。
事前設定されたプロフィールは、ペイメントカード業界データセキュリティ基準(PCI)、HIPAA、GDPRなどの業界標準をサポートします。
システムへの変更による構成ポリシー・ルール違反を監視し、違反があった場合には、自動的かつ即時に管理者に通知します。
ブート・イメージ、オペレーティング・システム、アプリケーションの改ざんを監視し、信頼できる仮想プラットフォーム・モジュール(vTPM)との整合性を検証します。
仮想マシンのネットワークを適切かつ確実に分離させます。同じVirtual I/O Serverにより制御される仮想LAN間での直接ルーティングを有効にします。
ログが改ざんされないように対策を施し、ログを簡単にバックアップ・管理できるようにする一方で、OS上で実行されるログ・スクレイピング・エージェントの必要性を排除します。
複数の認証要素により、Powerサーバーのセキュリティーを高めます。認証要素は利用可能になったときに追加できます。
リアルタイムのイベント監視機能を備えたセキュリティーおよびシステム情報のデータ・マートであるコンプライアンス監視ツールについて説明します。(2.2 MB)
コスト削減、管理業務の簡素化、コンプライアンス監査の準備を加速し、セキュリティー上の脅威に対する可視性を高めることでリスクを軽減するIBM PowerSCの機能をご紹介します。(522 KB)
IBM PowerSC Trusted Surveyorが仮想ネットワーク・インフラストラクチャーに対する独立監査とガバナンスを提供する様子をお読みいただけます。
IBM Powerサーバー・アーキテクチャーとIBMソフトウェア・ソリューションを使用したシナリオを発見し、テストおよび文書化して、仮想データセンターとクラウド・インフラストラクチャーを新たな脅威から守ります。
IBM PowerSCの各種バージョンのソフトウェア・ライフサイクルに関する重要な情報をご覧ください。
PowerSCの多要素認証プロトコルが、使いやすいWebベースのUIを用いた多要素認証で、システムのセキュリティーを強化する仕組みについてご説明します。(255 KB)