DNSパフォーマンスの高速化と保護
IBM NS1 Connectは、エニーキャスト・ルーティング、堅牢なAPI、DDoS防御、HTTPSリダイレクト、アップタイム監視を備えたフルマネージド型のDNSサービスです。フェイルオーバーの自動化とリアルタイムのアラートにより、パフォーマンスを最大化し、ダウンタイムを最小化し、安全性を保ちます。
主な機能
グローバル・エニーキャストDNS
グローバルで最大限のパフォーマンスを発揮できるように設計されたマネージド型DNSのバックボーンにより、DNSの待ち時間を最小限に抑え、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。
世界6大陸に26カ所のポイント・オブ・プレゼンス（PoP）を展開し、マネージド型DNSインフラストラクチャーを提供します。
最寄りの地点にクエリーをルーティングし、待ち時間の最小化と高可用性を実現します。
グローバルな分散化でトラフィックの急増を難なく処理します。
柔軟なDNS API
高性能なAPIでマネージド型DNSの運用をシームレスに統合し、円滑なDevOpsワークフローとエラーのない自動化を実現します。
Terraform、Ansibleなどのツールとマネージド型DNSを統合して、ゾーン作成とポリシーの更新を容易にします。
プロビジョニングを自動化して手作業を削減し、俊敏性を向上させます。
リアルタイムのDNS変更と一貫性のある導入をサポートします。
DNS環境全体のDevOpsパイプラインを簡素化します。
カスタマイズされたミドルウェア・ソリューションで、DNSの管理を個別のアプリケーション・チームに委譲できます。
DDoSレジリエンス
階層化アプローチによりDNSの継続的な可用性を確保し、最大規模のDDoS攻撃に際してもDNS障害を防ぎます。
オーバープロビジョニングされたPoPが、最大で通常の50倍の負荷を吸収し、容量の急上昇を抑制します。
プロトコルのフィルタリングで非DNSパケットを排除し、リフレクション攻撃や増幅攻撃をブロックします。
Trexエンジンが、ランダムなクエリフラッド攻撃に対処します。
HTTPリダイレクト
安全なURL転送とマネージド型DNSを組み合わせて、ブランドの一貫性やプライバシーを保ち、SEOの価値を最適化できます。
マネージド型DNSの統合により、安全な転送をシームレスに処理できます。
証明書とHTTPS構成を自動的に管理します。
証明書の更新とDNSレコードの更新を自動化します。
ブランドの一貫性を維持し、SEOを強化します。
アップタイム監視
リアルタイムのヘルス・チェックと、バックアップ・ソリューションへのシームレスなフェイルオーバーで、予防的な運用を維持します。
- カスタマイズ可能なヘルス・チェックで、エンドポイントの健全性を継続的に評価します。
- サービスが低下またはオフラインになった場合に、即座にアラートを送信します。
- トラフィック・ステアリングにより、健全性の高いエンドポイントにトラフィックを自動再ルーティングして、シームレスなフェイルオーバーを実現します。
アドオン
Premiumアカウントで購入可能なDNSアドオンで、パフォーマンスと保護を強化できます。料金は、お客様固有のニーズに基づいて決定されます。
シングルテナントの冗長DNSレイヤーを追加して、ダウンタイムからの保護を強化します。
中国のユーザー向けに3倍のパフォーマンス向上を実現します。
Real User Monitoringを使用して、インターネットのパフォーマンスと可用性に基づいてユーザーを誘導します。
DNSで何が起こっているかを常に把握できます。