IBM® Envizi Planning Analyticsアドオンは、企業全体を対象とした統合計画製品群として、環境、社会、ガバナンス(ESG)の計画と予測に特有の要件に対応します。Enviziの信頼性の高いESGデータ・モデルと、IBMの優れた計画、予測プラットフォームであるIBM Planning Analyticsを組み合わせたソリューションです。
IBM Envizi Planning Analyticsアドオンは、サステナビリティーの分野で企業レベルの計画と予測の機能を提供します。サステナビリティー、財務、計画の各業務にこのソリューションを活用することで、ESG情報開示要件の達成とデータに基づいた気候移行計画の構築に向けて、信頼性の高い予測や計画を策定できます。
時系列AIアルゴリズムを活用して、予測データの経時的な分析とモデリング、季節性と傾向の検出、異常値の自動検知と自動修正による予測機能を強化します。
このモジュールは、傾向や変数間の相互作用を分析できるため、従業員数の増減が電力消費量や排出量に与える影響など、さまざまな観点から排出量を細かく予測できます。
排出量計画の立案に特化したダッシュボードとデータ構造を事前に用意しているため、迅速に運用を開始できます。
サンドボックス環境を使用すると、中央データベースに変更内容を書き込む前に、独自に作業を進めることができます。What-if分析を行って、通常通りの場合、最良の場合、最悪の場合など、さまざまな排出量削減シナリオを比較できます。
EnviziからPlanning AnalyticsへのESGデータの自動転送
常に最新のデータを使用できます。
API連携と自動プロセスにより、データはEnviziから多次元データベースに転送され、Planning Analyticsで使用できる状態になります。この統合ソリューションは、財務計画ツールが一般的に持つ機能を提供し、サステナビリティー・データをさまざまな部署の利害関係者が利用できるようにするとともに、サステナビリティー業務に優れた計画エンジンをもたらします。