IBM® Envizi ESG Suiteは、企業とサプライチェーンの温室効果ガス(GHG)排出データと環境・社会・ガバナンス(ESG)データのための、実績のあるコンプライアンス対応ソリューションです。分析、報告、計画立案の強力なツールを組み合わせて、戦略的な意思決定、脱炭素化の取り組み、規制上の開示をサポートします。
一連のモジュール式ソリューションで構成されたEnvizi ESG Suiteは、スケーラブルで柔軟性があり、サステナビリティーの目標を推進しながら、進化するビジネス・ニーズに適応する幅広い機能を備えています。ESGデータの管理とアクションを全社できめ細かく行うための地理的・機能的拡張をサポートします。
AI駆動型GHG算定
Enviziを使用すると、組織はスコープ3のデータ分類用のAIアシスタントを活用し、スコープ1、2、3の二酸化炭素排出量算出機能を実行できます。
ESG開示と報告
Enviziは、データのタグ付け、ワークフロー・ツール、組み込みフレームワークの質問によって、単一のデータ・ソースから複数のESGフレームワークへの報告を可能にして、プロセスを効率化します。
サステナビリティーの計画と予測
Enviziは、排出量削減の取り組みをサポートし、約束に対する実績を追跡するための分析、AIを活用した予測、計画、シナリオ・モデリングのツールを提供します。
サプライヤー・データ管理
Enviziは、サプライヤーと製品レベルのトランザクション・データを集約し、排出量計算を自動化して、サプライヤーの排出量の実績を評価し、報告要件を満たします。
IBMの包括的でスケーラブルなソリューションは、ESGデータ管理と報告の負担を軽減し、サステナビリティー目標の達成に向けた取り組みにおいて、洞察を得るまでの時間を短縮します。
Envizi は、サイロ化されたデータ・ソース全体で数百種類のデータを自動的に取得、統合し、財務グレードのESGデータ用の監査可能な単一記録システムに統合します。
Enviziは、国際的な算定と排出の基準であるGHGプロトコルに基づいて構築された、AI駆動型のGHG排出量計算を活用し、詳細な分析とレポート作成を実現します。
Enviziは、ワークフローとアクセス制御ツールを使用して、複数の報告フレームワーク、基準、開示への対応をサポートし、より優れた対応管理と監査対応レポートを実現します。
Enviziは、堅固な計画ツールと予測ツールに基づき、GHG排出量削減の取り組みをサポートするための投資の優先順位付けについて、情報に基づいた意思決定を支援します。
当社のクライアントがEnvizi ESG Suiteをどのように活用して、サステナビリティー目標の達成に向けて大きく前進しているかをご覧ください。
多国籍複合企業のIkano Groupでは、Enviziを使用することで、CSRD報告用に独自のデータ・タイプの収集と追跡に成功しました
Downer Group社では、ESG追跡の取り組みにEnviziを使用することで、スコープ3のデータ分類のエラー率を削減しました(数カ月の作業をAIが数秒で完了)
Growthpoint Properties Australia社では、Enviziを使用してサステナビリティー・データを管理することで、ESGの開示と報告に費やす時間を削減しました
Melbourne Waterでは、サステナビリティー報告書の作成に要する時間を数日から数時間に短縮し、公共水道の保護に集中できるようになりました