IBM Business Automation Workflowは、IBM Cloud Pak for Business Automationの主要な機能です。情報、プロセス、ユーザーを結び付けることで、オンプレミスでもクラウド上でもデジタル・ワークフローを自動化できるようになります。生産性を高めるワークフローを作成し、チーム間のコラボレーションを向上させ、新たな洞察を得ることによって、問題を解決し、より優れたビジネス成果を推進できるようになります。
Business Automation Workflowは、Cloud Pak for Business Automationを通じて、IBM watsonx OrchestrateのAIによる対話型インターフェースを、シームレスに、滞りなく統合します。ユーザーは統合されたシステムを使って、ワークフローを見つけ、簡単にインサイトを得られるようになります。
作業を統合して標準化し、順位付けを容易にします。反復可能なビジネス・ワークフローでプロセス中心の作業とケース中心の作業を組み合わせて、エンタープライズの幅広いニーズに応えます。
ワークフロー参加者とケース担当者がシステム、情報、分析機能にアクセスできるようにして、顧客エンゲージメントを高めます。トランザクション・ワークフローとケースの解決を迅速化します。
標準装備の可視性と強力な分析機能を使用して、ケースを迅速に解決し、ITチームとビジネス・チームのコラボレーションを向上させる最適なアクションを特定します。
初期費用を低く抑えたサブスクリプション・ベースの消費モデルで小規模なプロジェクトを開始した後で、初期プロジェクトからエンタープライズ規模のプログラムにスムーズに拡張できます。
セルフサービス・ポータルを利用して、開発環境、テスト環境、ランタイム環境にアクセスできます。
ビジネス・ユーザーがワークフローの向上に直接参加できるようになります。
顧客データの保護やデータ保管に関する規制など、情報ライフサイクルのガバナンス要件を満たし、管理能力を向上させます。
変更の実装と、カスタマイズされた新しいソリューションの導入を俊敏に実施します。
災害復旧のオプションと、開発とテスト用の複数の環境を提供する、可用性の高い実稼働ソリューションを最大限に活用できます。
インサイトと可視性を得ることで、プロセス参加者のエンゲージメント、変革をサポートするためのスケーリング、作業の優先順位付け、生産性の向上を実現できます。
クラウド・ポータルを使えば、パブリッククラウドからもモバイル・デバイスからもこのクラウド・サービスに接続できます。別途提供されるVPNを使用して接続することも可能です。
複数のワークフローとビジネス・グループ全体で効率性、生産性、一貫性を向上させます。
IBM Cloud Pak for Business AutomationにはAIを活用した機能やローコード・ツールが含まれているだけではなく、使い慣れたUIで使用することができます。
タスク・オートメーション、ワークフロー・オーケストレーション、意思決定管理、コンテンツ・サービスなどを利用できます。
モジュール式で使いやすい料金体系で、必要な分だけお支払いいただけます。
プロセスの流れを自動化することにより、新しいタイトル保険申請の所要時間を2週間から15分に短縮しました。
販売プロセスを簡単にしてスピードアップし、増収を促進しました。
顧客満足度を高め、投資の決定を促進し、財務要求の解決を加速しました。
この銀行は標準的な紹介を50%以上削減し、ワークフローを自動化することで競争優位性を向上させました。
クレジットカードの承認に要する期間を4日から1日に短縮し、年間約50万ユーロを節約できました。
ワークフローの自動化により、主要プロジェクトの承認時間を数週間から1週間以下に合理化しました。