ホーム コンピュートとサーバー Power IBM i IBM i
重要なビジネス・アプリケーションを支え続ける統合オペレーティング・システム
IBM iの戦略に関するエグゼクティブ・ガイド 後継者などの課題解決のために日本IBMが取り組む施策
自動車と輸送コンテナの航空写真

基幹業務系とオープン系に対応し、ビジネスに不可欠な信頼性と堅牢性を提供

IBM iは、変化を続けるニーズに継続的に対応しているオペレーティング・システム(OS)です。OS導入済の専用サーバーとして提供されていたIBM AS/400、IBM eServer iSeries、IBM System iから、IBM Powerサーバー用OSとして提供されている現在に至るまで、根幹となるアーキテクチャーの継続によりアプリケーション資産を保護するとともに、最先端のオープンなテクノロジーを組み込む柔軟性を実現しています。


IBM iの「i」は「統合(integration)」を由来としており、データベース、メモリーとストレージを仮想アドレス空間と見なす単一レベル記憶、TIMIと呼称する独自の仮想マシンなどのテクノロジーをOSに統合しています。ビジネスに不可欠な機能がOSに統合済みであることから、容易な運用管理が実現できます。

Forrester社によるIBM i の総経済効果(TEI)調査 2023年版
IBM i Advantage 2024のご案内

2024年12月3日〜4日、日本IBM本社虎ノ門にて、オンサイト開催。

IBM iに関する各種の参考情報

メリット TCOの削減

IBM iは、データベース、ミドルウェア、セキュリティー機能、ハイパーバイザーなどが統合されたオペレーティング・システムであり、1つのソリューションとしてライセンス交付されています。

お客様は、データベースなどの個々のコンポーネントに関するサポート料金をお支払いいただく必要がないため、IBM iをご利用いただくことでTCO(総所有コスト)が削減されます。

ミッションクリティカルなワークロードを保護

ビジネス・クリティカルで高い機密性が求められるアプリケーションとデータのセキュリティーの強化を、IBM iは権限収集機能によって実現します。

権限収集機能を用いることで、誰がどのオブジェクトをどのように使用しているかを追跡および監視できます。

ライセンス交付とサポートの柔軟なオプション

ソフトウェア・ライセンスとソフトウェア・メンテナンスの両方を、1つのサブスクリプション・ライセンスにまとめてお支払いいただけます。

サブスクリプション・ライセンスによりTCOの削減とライセンスの運用に関する柔軟性が向上します。

 

ビジネス・アプリケーションへの価値の付加

最新版のOSであるIBM i 7.5は、データベースであるDb2 for i、可用性ソリューションであるDb2 Mirror for iの機能が拡張され、IBM i環境で利用するアプリケーションを強化します。

さらに、セキュリティー機能なども強化されました。

アプリケーション開発手法の最新化

IBM iアプリケーションを最新化する際に、ソフトウェア開発者をガイドおよび支援するツールが利用できます。

ILE RPG

ILE RPGは、RPGⅢからバージョンアップし、現在も進化を続けている、ビジネス・アプリケーション開発に特化したプログラム言語です。

ITの知識がなくても、ビジネス・プロセスをそのまま記述するだけでプログラムが作成できます。RPGⅢから自動コンバージョンできます。

また、一度作成したプログラムは、HWやOSがバージョンアップしても動作します。

機能 フルスタックの統合

IBM iは完全に統合されたオペレーティング・システムであり、データベース、ミドルウェア、セキュリティー、ランタイム、ハイパーバイザーがスタックに統合され、1つのソリューションとしてライセンス交付されています。

オブジェクト・ベースのアーキテクチャー

IBM iはオブジェクト・ベースのアーキテクチャーを採用しているため、プログラムを他のものに見せかけることはできません。これにより、ウイルスやセキュリティー侵害から環境を保護できます。

サブスクリプションの期間ライセンス

サブスクリプション・ライセンスにより、予測可能性と一貫した支払いオプションが提供され、テクノロジーを常時最新の状態に保つことができます。

ビジネス価値を生み出す新たなテクノロジー

IBM i上で実行されるアプリケーションは、AI、IoT、データ分析などの新しいテクノロジーと統合することで、付加価値を高め、ビジネスの新たな機会を切り開くことができます。IBM i 7.5では、Watsonの地理情報機能をIBM Db2®と併せて使用し、流通業のトラック・ルートの最適化など、ロケーション・ベースのデータを分析することができます。

システム管理の簡素化

IBM iには、管理をほとんどまたはまったく必要としない自律機能が備わっており、大人数のシステム管理チームの必要性を軽減します。IBM Navigator for iおよびIBM i Mobile Accessを使用して、任意のデバイスからIBM i環境をリモートで管理できます。

クラウドのデプロイメント・オプション

IBM iは、IBM CloudのIBM Power Virtual Serverを含む、さまざまなパブリック、プライベート、およびハイブリッドクラウド環境にデプロイして実行できます。

IBMのテクノロジー IBM Db2 for i

IBM Db2 for iは、IBM iに完全に統合されたリレーショナル・データベース・マネージャーです。

IBM Navigator for i

あらゆる場所でWebブラウザからIBM iインスタンスを管理および監視するための最新のユーザー・インターフェースを備えています。

IBM Db2® Mirror for i

基幹業務アプリケーションの継続的な稼働を可能にする高可用性ソリューションです。

IBM PowerHA for i

IBM iの高度な障害検知機能、フェイルオーバー機能、復旧機能により、継続的なアプリケーションの可用性を実現します。

IBM BRMS for i

IBM iで保存操作や復元操作を計画および管理するための戦略的ソリューション。

IBM Cloud Storage Solutions for i

IBM iファイルをクラウドで安全に保管することで、テープ・ドライブ、テープ・カートリッジ、オフサイト・ストレージのための配送サービスが不要になります。

IBM Rational® Developer for i

IBM iアプリケーションを作成、保守、最新化するためにEclipse上に構築されたIDEです。

IBM i用の統合Webアプリケーション・サーバー

IBM i用の統合Webアプリケーション・サーバーは、すぐにアクセスできるWebサーブレット・コンテナを含む軽量のJavaアプリケーション・サーバーで、jspおよびサーブレット・ベースのJavaアプリケーションを開発するための柔軟な基盤を提供します。

IBM i Modernization Engine for Lifecycle Integration

IBM iアプリケーションの開発およびモダナイゼーション環境です。

Solution Edition

IBM i Solution Edition は、対象となる独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)が提供するコア・ビジネス・アプリケーションを活用するために、IBM iとIBM Powerサーバーを経済的な価格で提供するものです。

IBM i Solution Editionは、中堅企業のお客様向けの柔軟性に富んだ統合ソリューションです。

ソリューション一覧 →

サービス一覧 →

データシートを読む

IBM i Solution Editionsの詳細をご覧ください。

システムを登録する

割引価格のIBMコンポーネントがプログラム内で適切に使用されるようにするため、IBM i Solution Editionを販売した場合は、毎回このフォームにご記入ください。

IBM i Solution EditionsのISVリスト

リストをダウンロードして、プログラムに含まれるすべてのISVをご覧ください。

次のステップ
その他の参考情報 IBM Powerサーバーの詳細 IBM i 関連情報 IBM i Club IBM Power Salon IBMグローバル・ファイナンシング