概要
開発者向けの最先端のプラットフォーム
Red Hat® OpenShift® on IBM Cloud®サービスは、The Forrester Wave:マルチクラウド・コンテナ開発プラットフォーム、Q3 2020(PDF、426 KB)でリーダーに位置付けられました。
Red Hat OpenShift on IBM Cloudを使用すると、OpenShiftの開発者は、エンタープライズ・ワークロードをKubernetesクラスターにコンテナ化してデプロイするための高速で安全な方法を利用できます。IBMがOpenShift Container Platform(OCP)を管理するため、お客様はコア・タスクに集中できる時間が増加します。
主要な機能
こだわりのあるKubernetes管理。完全に自動化された、As-a-service。
プロビジョニング
インフラストラクチャー(コンピュート、ネットワーク、ストレージ)のプロビジョニングと構成を自動化し、OpenShiftのインストールと構成を実現します。
デプロイメント
ゾーン間のトラフィック・ルーティングを行うためのCISとの統合を含めて、マルチゾーン・リージョンで自動マルチゾーン・デプロイメントを実行します。
構成
OpenShiftの構成、コンポーネント、ワーカー・ノードの自動スケーリング、バックアップ、障害復旧を実行します。
Lifecycle
すべてのコンポーネント(オペレーティング・システム、OpenShiftコンポーネント、クラスター・サービス)、パフォーマンス・チューニング、セキュリティー強化を自動アップグレードします。
サポート
1日24時間週7日のグローバルSREチームが、環境の正常性を維持し、OpenShiftとKubernetesの専門知識を使用して、問題解決を迅速化します。
セキュリティー
標準装備のセキュリティーには、イメージ署名、イメージ・デプロイメント適用、ハードウェア・トラスト、セキュリティー・パッチ管理、自動コンプライアンス(HIPAA、PCI、SOC2、ISO)が含まれます。
オンラインデモ相談会
分散クラウドの導入とDay2オペレーション
一社ごとにシナリオ・ベースのデモを通して解説、疑問にお答えします。(対象:情報システム担当者、ITアーキテクト)
デモ内容
- ログやメトリクスを集約してモニタリング
- アプリを迅速にリリース
- OpenShiftを簡単にアップグレード

チュートリアル
拡張性の高いWebアプリケーションの展開

拡張性の高いWebアプリケーションの展開
Webアプリケーションをスキャフォールドし、コンテナ内でローカルに実行します。コードを非公開のGitリポジトリーにプッシュしてから、クラスターに展開します。アプリを公開して拡張し、カスタム・ドメインをバインドして、環境をモニターします。
セキュリティー証明書の更新

セキュリティー証明書の更新
このチュートリアルでは、OpenShiftエンタープライズKubernetes環境またはサーバーレス・アプローチを使用して、Secure Sockets Layer(SSL)またはTransport Layer Security(TLS)の証明書更新を自動化する方法を説明します。
データベースの展開

PostgreSQLデータベースの展開
このチュートリアルでは、PostgreSQLデータベースのインスタンスを作成できるように、既存のRed Hat OpenShiftプロジェクトにコミュニティー・オペレーターを展開するプロセスについて説明します。
アプリケーションの展開の自動化

アプリケーションの展開の自動化
このコード・パターンでは、Tektonを使用することで、アプリケーションの展開にかかる時間を、45分(クリックして構成)から15分(数個のコマンド)に短縮した方法を示しています。
よくあるご質問(FAQ)
OpenShift CLIをIBM Cloudにインストールするにはどうすればよいですか?
Red Hat OpenShift on IBM Cloudコマンド・ライン・インターフェース(CLI)プラグイン(ibmcloud oc)を使用して、クラスターやワーカー・ノードの作成など、OpenShiftクラスター・インフラストラクチャーの作成と管理を行えます。次に、OpenShift CLI(oc)を使用して、プロジェクト、ポッド、デプロイメントなど、OpenShiftクラスター内のリソースを管理できます。
IBM CloudでOpenShiftルートを設定するにはどうすればよいですか?
Red Hat OpenShift on IBM Cloudクラスター上のサービスを、ルートを使用してルーターの外部IPアドレスで公開します。デフォルトでは、OpenShiftルーターは、外部ネットワーク・トラフィックの入口エンドポイントとして機能するクラスターにデプロイされます。
OpenShiftルーターを使用して、アプリのルートを作成できます。ルートには、外部クライアントがアプリへの要求送信に使用できるルーター・サブドメインからのパブリックまたはプライベートなアクセスが可能な、ホスト名が割り当てられます。ルーターのTLS証明書を使用してホスト名を保護することにより、保護されていないルート、または保護されたルートの作成を選択できます。外部要求がホスト名に到達すると、ルーターは要求をプロキシして、アプリがリッスンするプライベートIPアドレスに転送します。
Red Hat OpenShift on IBM Cloudにはコンテナ・レジストリーが含まれていますか?
Red Hat OpenShift on IBM Cloudクラスターには、コンテナ・イメージをローカルで構築、デプロイ、管理するための内部レジストリーが含まれています。イメージへのアクセスをエンタープライズ全体にわたって管理および制御するプライベート・レジストリーの場合、IBM Cloud® Container Registryを使用するようにクラスターをセットアップすることもできます。
Red Hat OpenShift on IBM Cloudに追加のセキュリティー対策は提供されていますか?
Red Hat OpenShift on IBM Cloudに組み込まれているセキュリティー機能を使用して、リスク分析とセキュリティー保護を行えます。これらの機能は、クラスター・インフラストラクチャーとネットワーク通信の保護、コンピュート・リソースの分離、インフラストラクチャー・コンポーネントとコンテナ・デプロイメント全体でのセキュリティー・コンプライアンスの確保に役立ちます。
Red Hat OpenShift on IBM Cloudクラスター上に、マイクロサービスと一緒にRed Hat OpenShift Service Meshをインストールするにはどうすればよいですか?
ソリューション・チュートリアルの指示に従って各手順を実行してください。チュートリアルでは、Red Hat OpenShift Service Meshオペレーター(および他の追加オペレーター)をインストールする方法、Service Meshの外部にサービスを公開するようにIstioのingressゲートウェイを構成する方法を説明します。また、A/Bテストやカナリア・デプロイメントなどの重要なタスクをセットアップするためにトラフィック管理を実施する方法、マイクロサービス通信を保護する方法、メトリクス、ロギング、トレースを使用してサービスを監視する方法も説明します。