概要
データを削除や変更から保護
IBM Cloud®の変更不可能なオブジェクト・ストレージは、消去不能かつ再書き込み不能なWrite-Once-Read-Many(WORM)形式で記録を保存して、データの整合性を維持し、保存期間が終了して法的拘束力がなくなるまで、削除や改変からデータを保護します。
活用事例
オブジェクト・レベルの保存の使用
オブジェクト・レベルの保存の使用
デフォルトの保存期間またはカスタム・バケット・レベルを使用して、オブジェクト・レベルで保存を施行します。
単一または複数のオブジェクトにリーガル・ホールドを適用します。
1. ストレージ・バケットの作成
IBM Cloud Object Storageを使用して、非構造化データ用のストレージ・バケットを作成します。
2. 保存ポリシーの設定
特定の、または継承された保存ポリシーを持つバケットにオブジェクトを書き込みます。
3. リーガル・ホールドの適用
個々のオブジェクトの削除や上書きを防ぎます。
機能
変更不可能なデータの特長
制御
バケットに保存ポリシーを設定し、保存期間を指定します。
サポート
ユーザー定義の保存期間の変更をサポートします。
オプション
保持ポリシーを持つバケットに書き込まれたオブジェクトは、デフォルトの保存期間を継承するか、ユーザー定義の保存期間を指定できます。
保護
バケット内の個々のオブジェクトにリーガル・ホールドを設定し、オブジェクトの削除や上書きを防止します。
設定
バケットやオブジェクト・レベルでの保存期間の設定や閲覧が可能なAPI拡張機能を利用できます。
UI
拡張したUIにより、保存期間を効率的に設定および管理します。