IBM SPSS Modelerを利用すればGUI上にすべての分析作業やデータの流れをストリームとして定義できるため、そのモデルを見るだけで誰でも「何をしたのか」をすぐに理解できます

—株式会社モブキャストゲームス 取締役 パブリッシング本部長, 松谷 幸紀氏

Business Challenge

モブキャストゲームスは、スマートフォンをプラットフォームとするネイティブ・ゲームに軸足を移し、海外市場での売上拡大を狙ったグローバルアライアンス戦略を強化しています。最近の新作ゲームは急速にリッチ化しており、開発費は数億円から10億円という規模に膨らみ、マーケティングにも開発と同等もしくはそれ以上のコストをかける必要があり、市場では熾烈な競争が展開しています。そのため、データ・ドリブンでゲームの改善策を打ち出し、アナリティクス・ライフサイクルを継続的に回していく体制を築くことが急務となり、同社はゲーム業界を熟知したデータ分析特化型コンサルティングで定評のある澪標アナリティクスの協力を受け、分析チームの体制強化に乗り出しました。

Transformation

同社と澪標アナリティクスは2014年に統計分析ソフトウェアのIBM SPSS Statisticsを導入し、本格的なデータ分析の基盤を整備し、決定木やK-meansなど多変量解析の統計手法を用いて、これまでにない詳細かつ高精度な仮説検証を行うことを可能にしました。さらに、2016年には定型的な分析作業を自動化して、分析体制を強化するためにIBM SPSS Modelerを導入しました。試行錯誤を繰り返すことが多いゲームの分析では、GUIが完備されていることが必須であるという判断から、GUI上にすべての分析作業やデータの流れをストリームとして定義することができて、そのモデルを見るだけで誰でも「何をしたのか」をすぐに理解できるIBM SPSS Modelerが最も効率的かつ短期間でアナリストを育成するための最適な環境になると考えました。

Benefits

同社は、IBM SPSS Modelerの導入によって、定型的な分析におけるデータ抽出からデータ加工、統計解析の実行に至る一連のストリームを自動化し、深掘りした分析を容易に実施できる環境を整備しました。経験の浅いアナリストも自動分析ストリームを使うことで、自然と分析の勘所をつかみ、自分なりの仮説検証を行えるようになり、短期間で専門的なゲーム分析手法を習得し、アナリティクス・ライフサイクルを担えるようになりました。現在ではアナリスト1人あたり毎月2件程度の施策がゲームに実装されるようになりました。今後は新作ゲームの開発段階から分析チームを関与させ、分析の効果が十分に発揮できる体制を整備し、さらにモブキャストホールディングス配下のグループ会社を対象に、ゲーム以外のビジネスを拡大していくためにも分析の裾野を広げていきたいと考えています。

 

製品・サービス・技術 情報 当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。 IBM SPSS Statistics IBM SPSS Modeler

 

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

 

 

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