IBMは、AWSクラウドへの移行を加速したいと考えている企業向けに、アドバイザリー、コンサルティング、統合、テクノロジー実装、マネージド・セキュリティー・サービス、およびセキュリティー・テクノロジー機能を独自に組み合わせたソリューションを1カ所で提供しています。
IBM Security は、お客様のチームの延長としてお客様の組織と連携し、AWS クラウド環境の保護に役立つ高度なソリューションと専門家のガイダンスを提供します。AWS のネイティブ コントロールをエンタープライズ セキュリティー プログラムと連携させて採用し、可視性を簡素化して一元化できるようにします。
IBM Securityは、セキュリティーと規制ポリシーをクラウドの管理と運用に合致させ、クラウド・セキュリティー体制を評価し、AWSクラウドにおける成熟したハイブリッドクラウド運用モデルのための包括的な計画の策定を支援します。
アーキテクチャー・パターンを事前に構築することで、クラウドの構成ミスのリスクを軽減でき、デリバリーの統一を実現してネイティブ・コントロールを単独スイートで管理できるようになるため、ネイティブのセキュリティー要素の活用が可能になります。
IBM Securityが提供する自動化されたクラウドベースのサービスは、SAP環境全体のセキュリティー・コントロールを監視し、SAP HANA上に構築された反復可能な成果物を提供します。これにより、お客様は手作業の削減や、コンプライアンスの維持、SAPワークロードの保護を実現できます。
米国の航空業界のグローバル・リーダーが、IBMコンサルティングおよびIBMセキュリティー・サービスと協力して、AWSクラウドへの移行とモダナイゼーションを主導しました。同組織は、非常に高度で重要なビジネス・アプリケーションを一刻も早くAWSクラウドに移行する必要がありました。6大陸における275カ所の就航都市で57,000人の従業員を抱えるこの航空会社は、AWSへの移行前に、80以上の主要なビジネス・アプリケーションをスキャンし、修正する必要がありました。
IBM Securityは、航空会社のAWS移行のためのエンタープライズ・セキュリティー戦略の策定と実装を支援したほか、リスクを最小限に抑え、セキュリティー・バイ・デザインを実現するための重要なアプリケーションのテストにも取り組みました。タスクには、脅威モデリングや顧客のセキュリティー要件に準拠するためのアーキテクチャー・セキュリティー・レビュー、静的・動的セキュリティー・スキャンの実行、AWSリソースのセキュア構成の確認、運用前のGRCレビューのための証拠の提出などがありました。
IBM Securityは、AWSコンポーネントのツール駆動型脅威モデリングやセキュリティー・アーキテクチャー・レビュー、セキュリティー・コントロール実装の検証を通じて、アプリケーション・セキュリティーに関する深い専門知識を提供しました。IBMは、Veracodeのスキルを活用して、顧客のアプリケーション・バックログをスキャンしてテストする、高度なスキルを持つリソースを提供するアプローチを実証しました。また、IBM SecurityはCISOと協力して、AWSネイティブ・セキュリティーを運用および最適化するための効果的なセキュリティー基盤を設計しました。