ILE C/C++ ランタイム・ライブラリー関数

Integrated Language Environment® (ILE) の C アプリケーションおよび C++ アプリケーションを作成する際に、この資料を参照情報として使用してください。

この資料は、C/C++ プログラミング言語を熟知されたプログラマー、および ILE C/C++ アプリケーションの作成または保守を行うプログラマーを対象としています。 適用できる IBM® i メニュー、表示、または制御言語 (CL) コマンドの使用経験が必要です。「ILE 概念」のマニュアルで説明されている Integrated Language Environment® の知識も必要になります。

C または C++ のプログラミング言語でプログラムする方法や ILE の概念などは、この資料では説明していません。以下の資料を、手引きとしてご利用ください。
  • C/C++ Legacy Class Libraries Reference, SC09-7652-00
  • ILE 概念
  • ILE C/C++ for AS/400 MI Library Reference, SC09-2418-00
  • Standard C/C++ Library Reference, SC09-4949-01
  • ILE C/C++ コンパイラー参照
  • ILE C/C++ 解説書
  • ILE C/C++ プログラマーの手引き (英語)

その他の前提条件および関連情報については、関連情報を参照してください。

例についての注記

この資料の例は、ライブラリー関数の使用方法について説明しており、平易な文体で書かれています。 C/C++ 言語構成の使用については、これらの例ですべて説明されているわけではありません。一部の例では、コードの一部分だけが示されていて、コードを追加しないとコンパイルできないものもあります。 これらの例ではすべて、C ロケールの使用を想定しています。

ライブラリー関数の完全な実行可能例のすべてと、マシン・インターフェースの命令については、ソース・ファイル QACSRC のライブラリー QCPPLE 内に置かれています。 各例の名前は、関数名または命令名と同じになります。 例えば、この資料で _Rcommit() 関数の使用方法を説明している例のソース・コードは、ライブラリー QCPPLE、ファイル QACSRC、メンバー RCOMMIT 内にあります。 QSYSINC ライブラリーをインストールしておく必要があります。