印刷装置ファイルの定位置項目とキーワード項目に関する Unicode の考慮事項について、 確認しておいてください。
Unicode は書き込まれる文字およびテキストに関する汎用エンコード・スキームであり、 各国間でのデータ交換を可能にするものです。 Unicode フィールドには、IBM® i オペレーティング・システムで使用される、 漢字 (DBCS) 文字を含むすべてのタイプの文字を入れることができます。 このトピックでは、コード単位という用語を使用します。これは処理または交換のために、 エンコードされたテキストの単位を表す最小のビットの組み合わせを意味します。
印刷装置ファイルの DDS は、Unicode の 2 つの変換形式 (エンコード方式) をサポートします。
UTF-16 コード単位の長さは 2 バイトです。 UTF-16 文字の長さは 1 コード単位または 2 コード単位 (2 バイトまたは 4 バイト) です。 UTF-16 データ・ストリングには、UTF-16 サロゲートおよび結合文字を含む任意の文字を収納することができます。
UCS-2 は UTF-16 のサブセットであり、Unicode で定義されたすべての文字のサポートはしません。 UCS-2 は、UTF-16 が結合文字とサロゲートをサポートすることを除けば UTF-16 と同じです。 結合文字とサロゲートが必要でない場合は、UCS-2 の使用を選択することもできます。