表示装置ファイルの CLEAR (消去) キーワード
これはファイル・レベルまたはレコード・レベルのキーワードであり、ワークステーション・ユーザーが Clear キーを押すと制御権がユーザーのプログラムに移ること、および、オプションで応答標識を指定した場合は、その応答標識を IBM i オペレーティング・システムがオンにすることを指定するのに使用します。
表示装置ファイルの CLRL (行の消去) キーワード
これはレコード・レベル・キーワードで、当該レコードを表示する前に指定数の行を画面上で消去することを IBM i オペレーティング・システムに指示するために使用します。
指定した数の行だけが消去されます。
表示装置ファイルの DLTCHK (検査削除) キーワード これはフィールド・レベル・キーワードで、参照フィールドに指定されている妥当性検査キーワードと CHKMSGID キーワードを IBM i オペレーティング・システムがすべて無視することを指定するために使用します。
表示装置ファイルの DLTEDT (編集削除) キーワード
これはフィールド・レベル・キーワードで、参照フィールドに指定されている EDTCDE キーワードまたは EDTWRD キーワードを IBM i オペレーティング・システムが無視することを指定するために使用します。このキーワードは、29 桁目に R が指定されている場合にだけ有効です。
表示装置ファイルの PAGEDOWN/PAGEUP (次ページ/前ページ) キーワード
これらはファイル・レベルまたはレコード・レベルのキーワードです。ワークステーション・ユーザーが、
次ページ・キーまたは前ページ・キーを押しても IBM i オペレーティング・システムが画面のページを送れない場合に、
ユーザーのプログラムによりその状況を処理することを指定するのに使用します。
表示装置ファイルの PASSRCD (受け渡しレコード) キーワード これはファイル・レベル・キーワードで、ユーザーのプログラムが不定様式のデータを他のプログラムから受け取った場合に、IBM i オペレーティング・システムで使用するレコード様式を指定するために使用します。
表示装置ファイルの ROLLUP/ROLLDOWN (ロールアップ/ロールダウン) キーワード
これらは、ファイル・レベルまたはレコード・レベルのキーワードです。ワークステーション・ユーザーが画面上方送りキーまたは画面下方送りキーを押したときに IBM i オペレーティング・システムが画面上でテキスト行を移動できない場合に、ユーザーのプログラムでその状況を処理することを指定するのに使用します。
表示装置ファイルの RTNDTA (データ返送) キーワード このレコード・レベル・キーワードは、プログラムからレコード様式に対する入力命令が
送られると、同じレコード様式に対して送られた直前の入力命令で返されたものと同じ
データを IBM i オペレーティング・システムから返すことを指定するために使用します。
表示装置ファイルの SFLROLVAL (サブファイル・ロール値) キーワード
これはフィールド・レベル・キーワードであり、ワークステーション・ユーザーがこのフィールドに値を入力できることを指定するために、サブファイル制御レコード様式で使用します。
この値は、該当のページ・キーを押したときにページを前後に送るレコード数を IBM i オペレーティング・システムに伝えるためのものです。
表示装置ファイルの VLDCMDKEY (有効なコマンド・キー) キーワード
これはファイル・レベルまたはレコード・レベルのキーワードであり、ワークステーション・ユーザーが Enter キー以外の
有効なコマンド・キーを押した時点で、指定の応答標識を IBM i ライセンス・プログラムがオンにセットすることを指定するのに使用されます。