strclean コマンド

目的

STREAMS エラー・ロガーをクリーンアップします。

構文

strclean [ -d ] [ -a Age ]

説明

strclean コマンドは、STREAMS エラー・ロガー・ディレクトリーを定期的に、 例えば cron デーモンなどを使用して、クリーンアップするために使用します。 デフォルトでは、 /var/adm/streams ディレクトリー内で error.* に一致する名前を持ち、この 3 日間変更が加えられなかったすべてのファイルが除去されます。

注: strclean コマンドは一般的に日次または週次で cron デーモンを使用して実行されます。

フラグ

項目 説明
-a Age ログ・ファイル用の最大経過時間を日単位で指定します。
-d デフォルトのディレクトリー以外のディレクトリーを指定します。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー 」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

以下の例は、strclean コマンドをパラメーターなしで実行した場合と同じ結果になります。

strclean -d /var/adm/streams -a 3

ファイル

項目 説明
/var/adm/streams/error.* STREAMS エラー・ログが入っています。