smdemon.cleanu コマンド

目的

定期的にハウスキーピングを行うために sendmail キューをクリーンアップします。

構文

/usr/lib/smdemon.cleanu

説明

smdemon.cleanu コマンドは、sendmail コマンドのキューをクリーンアップして /var/spool/mqueue/log ファイルを維持管理するシェル・プロシージャーです。

smdemon.cleanu コマンドを使用可能にする には、/var/spool/cron/crontabs/root ファイル内 の smdemon.cleanu 行の先頭の # 文字を削除して コメント・ステートメントを除去しなければなりません。 /var/spool/mqueue ディレクトリーが存在しない場合は、/var/spool/cron/crontabs/root ファイルを変更しないでください。

smdemon.cleanu セッション用のログ・ファイルの平均サイズにログ・ファイルの数を乗じた値 (スペース) が、必要以上にスペースを使用しないように注意してください。 それぞれのニーズに合うように、ログ・ファイルの数を調整できます。
注: smdemon.cleanu コマンドは、通常はコマンド・ラインには入力されません。このコマンドは、cron デーモンによって実行されます。

smdemon.cleanu 手順を自動的に実行するには、 /var/spool/cron/crontabs/root ファイルを編集して、以下のような smdemon.cleanu 行の先頭の # (コメント文字) を削除してください。

# ulimit 5000; /usr/lib/smdemon.cleanu > /dev/null

ファイル

項目 説明
/var/spool/cron/crontabs/root smdemon.cleanu コマンドが実行される時間をスケジュールします。
/var/spool/mqueue メール・キュー内のメッセージに関連する log ファイルと一時ファイルが入っています。