netcdctrl コマンド
目的
ネットワーク・キャッシング (netcd) デーモンのキャッシュを管理します。
構文
netcdctrl [ -t type -e type [ -a file | -b file | -f | -s file ]] [ -l level ] [ -h ]
説明
netcdctrl コマンドは以下の機能を提供します。
- 特定のキャッシュを ASCII フォーマットでダンプする。キャッシュ内容を読みやすい形式で出力します。
- 特定のキャッシュをバイナリー・フォーマットでダンプする。 このバイナリー・フォーマットは、後で netcd デーモンを起動するときにキャッシュの再ロードに使用できます。 このダンプにより、キャッシュを最初から再ロードする必要がなくなります。
- キャッシュ使用状況の統計情報を表示する。 キャッシュはテーブルであり、これらのテーブルへのアクセスはハッシュ・アルゴリズムにより制御されます。 解像度とマップが与えられている場合、netcd 構成ファイルを使用してテーブルのサイズを決めるときにこの出力を利用できます。
- 特定のキャッシュをフラッシュする。 指定されたキャッシュの内容が消去されてから、ローカル・キャッシュが再ロードされます。 それ以外のキャッシュは、リゾルバーの応答によって再ロードされます。
- ロギング・レベルを動的に変更する。
要件: netcdctrl コマンドを実行するためには、root 権限が必要です。
フラグ
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| -a file | 指定されたキャッシュの ASCII ダンプを指定します。 |
| -b file | 指定されたキャッシュのバイナリー・ダンプを指定します (ローカル・キャッシュはダンプされません)。 |
| -e type | マップを指定します。
type パラメーターの値は、以下のいずれかになります。
|
| -f | 指定されたキャッシュをフラッシュします。 |
| -h | ヘルプ情報を表示します。 |
| -l level | netcd デーモンのロギング・レベルを変更します。 level 値は 0 から 7 までの整数でなければなりません。 |
| -s file | キャッシュ使用状況の統計情報を提供します。 |
| -t type | 解像度を指定します。
type パラメーターの値は、以下のいずれかになります。
|
例
- すべてのキャッシュをフラッシュするには、次のように入力します。
netcdctrl -t all -e all -f - すべての NIS キャッシュをバイナリー・フォーマットでダンプするには、次のように入力します。
netcdctrl -t nis -e all -b /tmp/netcd_nis_binary_dump - ホストのローカル・キャッシュを ASCII フォーマットでダンプするには、次のように入力します。
netcdctrl -t local -e hosts -a /tmp/netcd_dns_hosts - 可能なトレースをすべて取得できるようにロギングのレベルを設定するには、次のように入力します。
netcdctrl -l 7