システムに複数の Ruby ランタイムがインストールされている場合は、Ruby アプリケーションからデータを収集するために使用するランタイムを指定する必要があります。選択する Ruby ランタイムは、アプリケーションで使用されている Ruby on Rails のバージョンと互換性のあるものでなければなりません。使用するランタイムを指定するには、カスタマイズした設定を使用してエージェントを構成します。
このタスクについて
管理対象システム名には、指定するインスタンス名が含まれます (例:
instance_name:host_name:pc)。ここで
pc は、ご使用の製品の 2 文字の製品コードです。管理対象システム名は 32 文字に制限されています。指定するインスタンス名は 28 文字 (ホスト名の字数は除く) までに制限されています。例えば、インスタンス名に
Ruby2 を指定すると、管理対象システム名は
Ruby2:hostname:KM になります。
重要: 長いインスタンス名を指定した場合、管理対象システム名は切り捨てられ、エージェント・コードが正しく表示されません。
手順
- エージェントを構成するには、以下を入力します。
install_dir/bin/ruby-agent.sh
config instance_name
ここで、instance_name はインスタンスに指定する名前であり、install_dir は Ruby エージェントのインストール・ディレクトリーです。
デフォルトのインストール・ディレクトリーは、/opt/ibm/apm/agent です。
- 「Monitoring Agent for Ruby の設定 (Edit Monitoring Agent for Ruby settings)というプロンプトが出されたら、1 を入力して続行します。
- 「Ruby ランタイム bin のロケーション (Ruby Runtime Bin Location)」というプロンプトが出されたら、バイナリー・ディレクトリーを指定します。例えば Ruby Version Manager (RVM) を使用している場合は /usr/local/rvm/rubies/ruby-2.0.0-p247/bin です。
- 「現在実行中のすべての Ruby on Rails アプリケーションの自動検出を Ruby エージェントに許可する (Allow the Ruby agent to auto-detect all current running Ruby on Rails applications)」というプロンプトが表示されたら、Y または N を入力して続行します。
注: この機能を有効化できるエージェント・インスタンスは 1 つだけです。
他のインスタンスを構成するときには N を入力し、
この機能を無効にして続行してください。
- 「Rails アプリケーション・サーバー (Rails Application Server)」というプロンプトが出されたら、Enter キーを押してデフォルトの ruby を受け入れるか、以下のリストに従って使用するサーバーの値を指定します。
- Webrick サーバーの場合、デフォルトを受け入れるか、ruby と指定します。Rails が Ruby スタックによってインストールされている場合は、.ruby.bin と指定します。
- Passenger サーバーの場合は passenger と指定します。
- Unicorn サーバーの場合は unicorn と指定します。
- Puma サーバーの場合は puma と指定します。
- Thin サーバーの場合、コマンド thin start を実行してアプリケーションを始動する場合はデフォルトを受け入れて ruby を使用します。コマンド thin
start -d を実行してアプリケーションを始動する場合は thin と指定します。Rails が Ruby スタックによってインストールされており、コマンド thin start を実行してアプリケーションを始動する場合は .ruby.bin と指定します。
- 「ソケット・データ・ソース (Socket Data Source)」というプロンプトが出されたら、Enter キーを押してデフォルトの 0 を受け入れて一時ポートを使用します。
- 「「Ruby アプリケーション」設定の編集 (Edit 'Ruby_Application' settings)」 というプロンプトが表示されたら、5 を入力して終了します。
- エージェントを開始するには、以下を入力します。
install_dir/bin/ruby-agent.sh
start instance_name