他のドメイン内のリソースを VTAM に動的に定義するには、次のようにコーディングします。
VBUILD TYPE=CDRM
MYHOST CDRM CDRDYN=YES, X
SUBAREA=1
HOST2 CDRM CDRSC=OPT, X
SUBAREA=2
VTAM が宛先論理装置の動的 CDRSC を作成する場合は、そのリソースが入って いるドメインを動的に見つける必要があります。この種の動的クロスドメイン・リソースの場合、VTAM は検索メカニズムを使ってクロスドメイン・セッション要求を他の隣接 VTAM に 転送します。このメカニズムを隣接 SSCP テーブルと呼びますが、これについて は、クロスドメイン・リソースの静的定義に説明があります。
動的に定義されたクロスドメイン・リソースは、ISTCDRDY という名前の CDRSC メジャー・ノードに集められ ます。 ISTCDRDY は、VTAM の初期設定時に自動的にアクティブになり、VTAM の終了時に自動的に非アクティブになります。
クロスドメイン・リソースの動的定義が発生するのは、CDRSC の動的定義が可能になるようにホストを定義した場合です。
一般に、動的に定義されたクロスドメイン・リソースと、 事前定義のクロスドメイン・リソースの制御方法は同じです。 動的に定義されたクロスドメイン・リソースを表示および非アクティブにする場合は、 オペレーター・コマンドを使用します。
また一般に、CDRSC メジャー・ノードの ISTCDRDY と他の CDRSC メジャー・ノードの 制御方法も同じです。 DISPLAY ID、MODIFY CDRM、VARY ACT、 VARY INACT といったコマンドは、 いずれも ISTCDRDY メジャー・ノードに使用できます。
ホスト CDRM がアクティブの時でも、オペレーターは VARY INACT コマンドを使用して ISTCDRDY を 非アクティブにできます。ただし、これを行うと、動的に定義された CDRSC はすべて 非アクティブにされ、CDRSC の動的定義機能は使用不可になります。 CDRSC の動的定義機能は、ISTCDRDY が再び アクティブにされるまで使用不可です。 ISTCDRDY を再びアクティブにするには、ISTCDRDY の名前を入れて VARY ACT コマンドを直接出す方法と、 ホスト CDRM をアクティブにする方法 (ホスト CDRM が既にアクティブの 場合でも) があります。ホスト CDRM が非アクティブの場合、または、 ホスト CDRM の定義が CDRSC の動的定義機能を認めていない場合は、ISTCDRDY を アクティブにしても、CDRSC の動的定義機能は使用できません。
動的に定義された CDRSC は、未使用状態が続く場合、CDRSCTI 始動オプショ ンで指定したタイマーの設定に基づき、周期的に VTAM による非活動化と削 除が行われます。また、動的に定義された CDRSC は、当該リソースを所有するホストで障害が発生したときに、 その CDRSC のシャドー・リソースがアクティブ定義になった場合にも削除されます。 シャドー・リソースの詳細については、シャドー・リソースを参照してください。