SMTP 規則内の事前定義キーワード

以下の事前定義キーワードは、ヘッダー書き直し規則を定義するために使用できるものです。
AltNJEDomain
SMTP 構成データ・セット内の ALTNJEDOMAIN ステートメントによって定義されている、NJE ネットワークの代替ドメイン・ネームを突き合わせます。
AltTCPHostName
SMTP 構成データ・セット内の ALTTCPHOSTNAME ステートメントによって定義されている、システムの代替 TCP ホスト名を突き合わせます。
AnyDomainName
完全修飾ドメイン・ネームを突き合わせます。ピリオド (.) 付きのホスト名は、完全修飾ドメイン・ネームと見なされます。
AnyNJEHostName
SMTPNJE.HOSTINFO データ・セット内で定義される任意の (修飾されていない) NJE ホスト名を突き合わせます。
NJEDomain
SMTP 構成データ・セット内の NJEDOMAIN ステートメントによって定義されている、NJE ネットワークのドメイン・ネームを突き合わせます。
NJEHostName
システムの NJE ホスト名を突き合わせます。
SecureNickAddr
形式が NJE_user_id@NJE_node_id のアドレスを突き合わせます。ここで、NJE_user_id および NJE_node_id は SMTP セキュリティー・データ・セット内のニックネームによって定義されます。
注: これは、ニックネームで定義されているユーザー ID とノード ID だけに一致さ せます。

SecureNickAddr が規則の before-address-pattern に指定されると、SMTP は自動的にキーワード SecureNickName を対応のニックネームに関連付けます。 これにより、SecureNickName を after-address-pattern に指定できるようになります。

SecureNickName
SMTP セキュリティー・データ・セット内で定義されるニックネームを突き合わせます。SecureNickName が規則の before-address-pattern に指定されると、SMTP は自動的にキーワード SecureNickAddr を対応の NJE_user_id@NJE_node_id に関連付けます。 これにより、SecureNickAddr を after-address-pattern に指定できるようになります。
ShortTCPHostName
TCPIP.DATA データ・セット内の HOSTNAME ステートメントによって定義されている、システムの TCP ホスト名の最初の部分を突き合わせます。 例えば、TCP ホスト名が mvs1.acme.com の場合、ShortTCPHostName の値は mvs1 です。
TCPHostName
TCPIP.DATA データ・セット内の HOSTNAME ステートメントおよび DOMAINORIGIN ステートメントの連結によって定義されている、システムの TCP ホスト名を突き合わせます。
TCPHostNameDomain
TCPIP.DATA データ・セット内の DOMAINORIGIN ステートメントによって定義されている、システムの TCP ホスト名のドメイン部分を突き合わせます。 例えば、TCP ホスト名が mvs1.acme.com の場合、TCPHostNameDomain の値は acme.com です。

事前定義キーワードは、大文字と小文字を任意に組み合わせた構成にすることができます。規則インタープリターは大文字と小文字の区別をしません。

セキュア・キーワードは、SMTP がセキュア・ゲートウェイになるように構成されている場合にのみ有効です。