10GbE RoCE Express インターフェースの管理

TCP/IP スタックでは、構成済みの各 PCI Express® 機能 ID (PFID) に対して、10GbE RoCE Express インターフェースが動的に作成されます。TCP/IP スタックでは、最初の SMC-R 対応 IPAQENET インターフェースまたは IPAQENET6 インターフェースが開始されたときに、すべての構成済み 10GbE RoCE Express インターフェースがアクティブ化されます。10GbE RoCE Express インターフェースが開始された後に、すべての SMC-R 対応 IPAQENET インターフェースまたは IPAQENET6 インターフェースが停止されても、10GbE RoCE Express インターフェースはアクティブなままです。VARY TCPIP,,STOP コマンドを使用して、10GbE RoCE Express インターフェースを明示的に停止できます。動的に作成された 10GbE RoCE Express インターフェースの名前は、EZARIUTpffff という形式です。ここで、p はポート番号、ffff は PFID です。

制約事項: 10GbE RoCE Express インターフェースを手動で停止した場合、VARY TCPIP,,START コマンドを使用して、後でそのインターフェースを再始動する必要があります。TCP/IP スタックでは、次の SMC-R 対応インターフェースが開始されるときに、10GbE RoCE Express インターフェースが自動的に再始動されることはありません。

10GbE RoCE Express インターフェースを停止および開始できるほか、VARY TCPIP,,OBEYFILE コマンドを使用して、TCP/IP プロファイルの PFID を動的に追加または削除することができます。