IBM 10GbE RoCE Express インターフェースを動的に追加するためのステップ

次のステップを使用して、IBM® 10GbE RoCE Express® インターフェースを動的に追加します。

手順

以下のステップを実行します。

  1. 10GbE RoCE Express 機構をハードウェア構成定義 (HCD) にインストールして構成します。 構成には、10GbE RoCE Express ポートの物理ネットワーク ID (PNet ID) が含まれます。詳しくは、物理ネットワークに関する考慮事項を参照してください。
  2. TCP/IP プロファイル・データ・セット内の GLOBALCONFIG SMCR パラメーターに新しい PCI Express 機能 ID (PFID) を追加します。
    規則: 追加している PFID に 加えて、現在構成済みのすべての PFID も GLOBALCONFIG SMCR パラメーターに 指定する必要があります。GLOBALCONFIG SMCR パラメーターに構成済みの PFID を アップデートする際は、構成済みの PFID 情報を完全に 置き換えます。
  3. VARY TCPIP,,OBEYFILE コマンドを発行して、更新された TCP/IP プロファイル・データ・セットを指定します。

タスクの結果

SMC-R 対応 IPAQENET インターフェースおよび IPAQENET6 インターフェースのいずれかがアクティブになっていた場合は、追加された PFID が表す 10GbE RoCE Express インターフェースが自動的に開始されます。それ以外の場合は、最初の SMC-R 対応インターフェースの開始時に、10GbE RoCE Express インターフェースが開始されます。

次のタスク

GLOBALCONFIG SMCR パラメーターの動的な更新について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」を参照してください。