IPv6 デーモンおよびリレー・クライアントの構成 (オプション)

ご使用のシステムの環境に応じて、以下の sendmail 構成ステートメントのどちらかを選択してください。

IPv4 インターフェースのみを listen するには、以下のステートメントを使用します。

DAEMON_OPTIONS(`Name=MTA-v4, Family=inet')

IPv4 と IPv6 の両方のインターフェースを listen するには、以下のステートメントを使用します。

DAEMON_OPTIONS(`Name=MTA-v6, Family=inet6')

特定のファミリーに対し、発信接続についての制限を設定するには、構成ファイルの中で ClientPortOptions を使用します。 例えば、次のステートメントは、sendmail が IPv6 ファミリー用のリレー・クライアントであることを示します。

CLIENT_OPTIONS(Family=inet6);
注: sendmail デーモンを起動したとき、ログ・ファイルの中に次のメッセージが見られる場合は、システムが IPv6 をサポートしているかどうかを検査してください。 システムが IPv6 機能を備えていない場合、sendmail はデーモンの始動に失敗します。
opendaemonsocket: daemon MTA-v6: can't create server SMTP socket"
opendaemonsocket: daemon MTA-v6: problem creating SMTP socket"