z/OS UNIX sendmail を構成するステップ

各構成ステップの詳細は、対応するサブトピックに記載されています。

始める前に

標準 UNIX sendmail 項目、例えば、メーリング・リストや ~/.forward ファイルなどの構成方法を知っておく必要があります。この情報では、z/OS® UNIX に固有な項目だけを説明しています。bat book には、マスター構成 (.mc) ファイルに組み込めるすべての構成可能オプションについての情報が記載されています。

手順

z/OS UNIX 用の sendmail を構成するには、以下のステップを実行します。

  1. 構成ファイルの作成
  2. z/OS 固有ファイルの作成
  3. sendmail データベースの使用
  4. IPv6 デーモンおよびリレー・クライアントの構成 (オプション)
  5. TLS サポートの構成 (オプション)
  6. セキュリティー・サーバー (RACF® またはそれと同等のもの) 項目の構成
  7. Milter のセットアップ (オプション)
  8. Message Submission Program (MSP) ファイル submit.cf の作成
  9. デーモンとしての sendmail の実行

タスクの結果

メールを送信 (また、オプションとしてメールを受信) できた時点で、作業が完了したことが分かります。 メールを送信する最も簡単な方法は、次の UNIX コマンドを使用することです。
date | sendmail -v <user@host>

-v オプションは、エラーが起きたときに冗長エラー・メッセージを表示します。別のホストからメールを送信した後、mailx UNIX コマンドを使用してメールを受信してください。