OMPROUTE は次のように、幾つかの方法で停止することができます。
- MVS™ から、STOP <procname> または MODIFY <procname>,KILL を実行します。
OMPROUTE がカタログ式プロシージャーから開始された場合は、procname は
そのプロシージャーのメンバー名になります。OMPROUTE が z/OS® シェルから開始された場合は、
procname は useridX です。ただし、X は、システムによって設定されたシーケンス番号です。このシーケンス番号を判別するには、TSO の SDSF LOG ウィンドウから、/D OMVS,U=userid を発行します。
これにより、このユーザー ID のもとで実行中のプログラムが表示されます。procname も
環境変数 _BPX_JOBNAME を使用して設定することができ、その後、シェル・バックグラウンドで OMPROUTE を開始することができます。
- z/OS シェルのスーパーユーザー ID から、OMPROUTE に関連したプロセス ID (PID) に kill コマンドを出します。PID を見付けるには、次のいずれかの方法を使用します。
- MVS コンソールから D OMVS,U=userid を発行するか、あるいは TSO の SDSF LOG ウィンドウから /D OMVS,U=userid を発行します (この userid は、シェルから omproute を開始したユーザー ID です)。
- z/OS シェルから ps -ef コマンドを出します。
- OMPROUTE を開始する時に PID を書き留めておきます。
環境変数 _BPX_JOBNAME についての詳細は、「z/OS UNIX System Services 計画」を参照してください。D OMVS,U=userid コマンドについては、「z/OS MVS システム・コマンド」を参照してください。
ヒント: OMPROUTE をダウンさせる場合、MD5 認証を使用している任意の IPv4 OSPF インターフェースの最大デッド・ルーター・インターバルの少なくとも 3 倍の時間、ダウンさせたままにしておく必要があります。MD5 認証を使用しているインターフェースに隣接したルーターでも、同様のことが言えます。
OMPROUTE を停止させて、この必要な時間のインターバルを待たずに開始しないでください。