モニター・テーブル・エントリーを作成するときには、適切な索引の値を指定します。この索引は、以下から構成されます。
OwnerIndex は、次のフォーマットで表されます。ここで、character は ASCII 10 進形式です。
length.character.character...
例えば、値 u1 は、2.117.31 と表現します。ポリシー名の値へマップされる PolicyRuleIndex は、slapm2PolicyRuleTable への索引です。
Network SLAPM2 サブエージェントは、1 つのポリシー規則を表すために slapm2PolicyRuleTable に 1 つのエントリーを作成します。 このエントリーに対する索引値は任意で、サブエージェントによって割り当てられます。モニター・テーブルも含めて、他の MIB テーブル内の対応するエントリーには、名前テーブル内のエントリーにマップする索引値が含まれます。
モニター・テーブル・エントリーの索引の作成では、slapm2PolicyRuleStatsTable エントリーの中で使用される索引値が、モニター・テーブル索引で最後に使用された値、つまり PolicyRuleIndex で構成されることを知っておくと便利です。 例えば、次のコマンドを使用して、ポリシー統計テーブルを順次検索できます。
osnmp -v walk slapm2PolicyRuleStatsTable
次に、PolicyRuleStatsTable から索引値をカット・アンド・ペーストし、索引の先頭に選択した OwnerIndex を追加します。
上記の例で、u1 という OwnerIndex を使用している完全な索引は、次のとおりです。
2.117.31.3
| +--- name table index value (PolicyRuleIndex)
+----------- length + "u1" (OwnerIndex)