ステップ 4: シスプレックス内の z/OS システムごとに Agent を 1 つずつ構成

シスプレックスのサブプレックスが使用されている場合を除き、ある一定時間にシスプレックス内の z/OS® システムごとにアクティブにできる Agent は 1 つのみです。シスプレックスのサブプレックス環境で動作している場合は、このステップには追加のアクションが必要です。このステップの変更については、サブプレックス環境における Agent の構成を参照してください。

Agent は 1 つのファイルから構成データを読み取ります。このファイルは、z/OS UNIX > ファイル、PDS あるいは PDSE メンバー、または順次データ・セットとして存在している可能性があります。エージェント構成ファイルは、Agent 開始プロシージャー内の CONFIG DD ステートメントで指定します。 SEZAINST の中の EZBLBAGE に、サンプルの開始プロシージャーが提供されています。

エージェント構成ファイルには、3 つの基本的な目的があります。

SEZAINST の中の EZBLBAGC に、サンプルのエージェント構成ファイルが提供されています。

Advisor および Agent のステートメントは、ローカル・システムとリモート・システム上のアドレスおよびポートを定義します。ときには、どのステートメントがローカル・ソケットを参照しており、どのステートメントがリモート・アドレスとポートを参照しているのかを覚えるのが難しい場合があります。

ヒント: connection という語を含むステートメントはすべてローカル・ソケットを参照します。id という語を含むステートメントはすべてリモート・アドレスを参照し、場合によってはポートも参照します。