HiperSockets™ CHPID の内部 LAN は、複数の仮想 LAN (VLAN) に論理的に分割できます。
手順
単一の HiperSockets CHPID に対して 1 つ以上の VLAN を構成するには、以下のステップを実行します。
- インターフェースを構成します。 IPAQIDIO に INTERFACE ステートメント (DEVICE、LINK、および HOME ステートメントではなく) を使用して、TCP/IP プロファイルにこの HiperSockets CHPID のための各 IPv4 インターフェースを構成します。
IPAQIDIO6 に INTERFACE ステートメントを使用して、TCP/IP プロファイルにこの HiperSockets CHPID のための各 IPv6 インターフェースを構成します。
- この HiperSockets CHPID のためにこのスタック上の各 IPv4 INTERFACE ステートメントと各 IPv6 INTERFACE ステートメントに、VLANID 値を構成します。 これらの VLANID 値は、各 IP バージョン内で固有でなければなりません。
- INTERFACE ステートメントの IPADDR パラメーターのサブネット・マスクの指定を使用して、この HiperSockets CHPID のためのそれぞれの IPv4 インターフェースごとに固有のサブネットを構成します。
- OMPROUTE を使用していて、かつ、OMPROUTE がこのインターフェースを無視するように構成されていない場合は、TCP/IP プロファイル内の INTERFACE ステートメントに構成したサブネット・マスクの値が、OMPROUTE がこのインターフェースに対して使用しているサブネット・マスクと必ず一致していることを確認してください。 OMPROUTE が使用するサブネット・マスクは、このインターフェースに対して、対応する OMPROUTE ステートメント (OSPF_INTERFACE、RIP_INTERFACE、または INTERFACE) に定義されているサブネット・マスクの値です。このインターフェース用の OMPROUTE ステートメントが無指定の場合、OMPROUTE が使用するサブネット・マスクは、このインターフェース IP アドレスのクラス・マスクです。
- お客様はこの構成の固定ストレージ要件を必ず理解してください。 それぞれのインターフェースにはそのインターフェース独自の DATAPATH 装置が必要であり、それぞれの DATAPATH 装置には読み取り処理のための固定ストレージが必要です。詳しくは、OSA-Express QDIO および HiperSockets インターフェースに対する固定ストレージ要件を参照してください。