GWM のロケーションは、gwm ステートメントの gwm_id キーワードで指定します。
このキーワードには、ロード・バランサーからの接続を listen するのに GWM が使用する IP アドレス、およびオプションとしてポートが含まれます。
GWM の観点からは、ADNR はロード・バランサーと見なされます。
ADNR が GWM との通信用にバインドする IP アドレスは、gwm ステートメントの host_connection_addr キーワードで指定します。AT-TLS を使用している場合、host_connection_addr キーワードはオプションです。
規則: - gwm ステートメントの gwm_id キーワードで指定される IP アドレスは、Advisor 構成ファイル内の lb_connection_v4 ステートメントまたは lb_connection_v6 ステートメントで指定されるアドレスと一致する必要があります。
- gwm ステートメントの gwm_id キーワードで指定されるポートは、gwm_id キーワードで指定するのが IPv4 アドレスであるか IPv6 であるかに応じて、それぞれ Advisor の lb_connection_v4 または lb_connection_v6 ステートメントで指定されるポートと一致する必要があります。
- IPv4 アドレスが gwm ステートメントの gwm_id キーワードで指定される場合、IPv4 アドレスが、gwm ステートメントの host_connection_addr キーワードで指定されなければなりません。
同様に、IPv6 アドレスが gwm ステートメントの gwm_id キーワードで指定される場合、IPv6 アドレスが、gwm ステートメントの host_connection_addr キーワードで指定されなければなりません。
ガイドライン: 高可用性の保持のためには、host_connection_addr キーワードでアドレスに固有のアプリケーション・インスタンス DVIPA を使用してください。これにより、TCP/IP スタックまたはシステムの障害時に ADNR を別の TCP/IP スタックまたは別のシステムに移動することができます。