関連情報
形式
OBROWSE [-r xx] pathname
または
OBROWSE -r xx 'pathname'
または
OBROWSE
最後の例では、パス名はオプショナルです。
説明
OBROWSE コマンドを使用すると、ISPF ブラウズ機能を使用して、z/OS® UNIX ファイル・システム内のファイルをブラウズすることができます。
パス名を指定しないで OBROWSE コマンドを入力すると、ブラウズ入力パネルが表示されます。そのパネルから、ブラウズしたい既存ファイルのディレクトリー名とファイル名を入力します。固定長のレコードをブラウズする場合は、レコード長も指示する必要があります。
パラメーター
- pathname
- ブラウズするファイルのパス名を指定します。パス名には、絶対名または相対名が使用できます。名前は、単一引用符で囲むこともできます。相対パス名は、TSO/E セッションの作業ディレクトリー (通常は
ホーム・ディレクトリー) を基準にしています。したがって、通常は絶対パス名を指定する必要があります。OBROWSE コマンドをシェルから入力する場合は、絶対パス名を使用してください。パス名の中でスペースまたは単一引用符を使用するのは避けてください。
オプション
- -o
- V1R11 以降ではデフォルトとして、z/OS UNIX ファイルをブラウズする際に ISPF ブラウズ・ダイアログ・サービスが使用されます。OBROWSE で元のダイアログ・サービスを使用したい場合は、-o を指定します。
- -r xx
- 固定長テキスト・ファイルの場合に、ブラウズするレコード長を設定します。
xx は長さです。-r xx を指定すると、ファイルは固定長レコードとして処理されます。これによって、可変長ファイルを表示するために固定長に変換できます。