Printer Inventory におけるシステム構成定義には、Infoprint Server の稼働中に Infoprint Server をカスタマイズできるようにする属性が含まれています。
Infoprint Server は、動的構成が有効になっている場合、システム構成定義を自動的に作成します。
Infoprint Server が有効なシステム構成定義を Printer Inventory で見つけられないと、Infoprint Server を始動するときにメッセージ AOP192E が表示される場合があります。
Infoprint Server の始動を完了するには、事前にシステム構成定義を指定しておく必要があります。
loadprinterinventory コマンドによる Printer Inventory のリストアを参照してください。
PIDU export
ファイルがない場合は、デフォルトのシステム構成定義を編集して保存してください
(システム構成定義を編集する手順)。
動的構成が使用可能になっている場合は、システム構成定義に含まれるその属性を指定して、Printer Inventory Manager をカスタマイズできます。
- ascii-codepage = codepage
- z/OS iconv ユーティリティーによってサポートされている IBM 提供の ASCII コード・ページまたはカスタム ASCII コード・ページの名前。
IBM 提供のコード・ページ名については、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」を参照してください。
Infoprint Server は以下の変換を行います。
- 文書コード・ページからプリンター・コード・ページへの変換
- z/OS® ロケールのコード・ページから文書コード・ページへの変換
- z/OS ロケールのコード・ページからプリンター・コード・ページへの変換
そのため、カスタム・コード・ページをこのフィールドに指定する場合、Infoprint Server が
コード・ページを変換できるよう、変換テーブルが存在することを確認してください。
変換テーブルを作成する方法については、「
z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」でコード・セット変換ユーティリティーについての説明を参照してください。
Infoprint Server は、このフィールドに指定されたコード・ページを以下のように使用します。
- Printer Inventory Manager は、データ・セットをリモート・システム
に送信するために LPR、直接ソケット、または IPP プロトコルを使用する、新規の
IP PrintWay™ プリンター定義用に、このコード・ページを ISPF パネルの「Printer
code page (プリンター・コード・ページ)」フィールドに表示します。
- Print Interface はそのコード・ページを、データ・ストリームを ASCII から EBCDIC に
変換するときにデフォルト・ソース (文書) コード・ページとして使用します。
プリンター定義またはジョブ属性に指定された文書コード・ページが、この値を指定変更します。
- Print Interface 非 ASCII コード・ページで作成された PostScript 文書を変換するときに、Print Interface はこのコード・ページをターゲット (プリンター) コード・ページとして使用します。
規則:
- 動的構成が使用可能になっている場合、この属性はシステム構成定義に指定します。
この属性を変更した場合、Infoprint Server を再始動する必要はありません。
- 動的構成が使用可能になっていない場合、この属性は aopd.conf ファイルに指定します。
この属性を Infoprint Server の実行中に変更する場合は、すべての Infoprint Server デーモンを停止して、Infoprint Server を再始動します。
Infoprint Server を再始動する前に、必ずすべてのデーモンが停止するまで待ってください。
デフォルト: ascii-codepage
= ISO8859-1
- ebcdic-codepage = codepage
- z/OS iconv ユーティリティーによってサポートされている IBM 提供の EBCDIC コード・ページまたはカスタム EBCDIC コード・ページの名前。
IBM 提供のコード・ページ名については、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」を参照してください。
Infoprint Server は以下の変換を行います。
- 文書コード・ページからプリンター・コード・ページへの変換
- z/OS ロケールのコード・ページから文書コード・ページへの変換
- z/OS ロケールのコード・ページからプリンター・コード・ページへの変換
そのため、カスタム・コード・ページをこのフィールドに指定する場合、Infoprint Server が
コード・ページを変換できるよう、変換テーブルが存在することを確認してください。
変換テーブルを作成する方法については、「
z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」でコード・セット変換ユーティリティーについての説明を参照してください。
Infoprint Server は、このコード・ページを以下のように使用します。
- Printer Inventory Manager は、データ・セットをリモート・システム
に送信するために VTAM® または E メール・プロトコルを使用する、新規の PSF
プリンター定義、汎用プリンター定義、および IP PrintWay プリンター定義用に、この
コード・ページを ISPF パネルの「Printer
code page (プリンター・コード・ページ)」フィールドに表示します。
- データ・ストリームを EBCDIC から ASCII
に変換するときには、
NetSpool はこのコード・ページをデフォルトのソース (文書) コード・ページとして使用します。
プリンター定義またはジョブ属性の文書コード・ページが、この値を指定変更します。
- IP IP PrintWay 拡張モードはそのコード・ページを、データ・ストリームを EBCDIC から ASCII に
変換するときにデフォルト・ソース (文書) コード・ページとして使用します。
プリンター定義の文書コード・ページが、この値を指定変更します。
- Print Interface はそのコード・ページを、Print Interface が lp
コマンド用のユーザー・ロケールを見つけられないときにソース (文書) コード・ページとして使用します。
規則:
- 動的構成が使用可能になっている場合、この属性はシステム構成定義に指定します。
この属性を変更した場合、Infoprint Server を再始動する必要はありません。
- 動的構成が使用可能になっていない場合、この属性は aopd.conf ファイルに指定します。
この属性を Infoprint Server の実行中に変更する場合は、すべての Infoprint Server デーモンを停止して、Infoprint Server を再始動します。
Infoprint Server を再始動する前に、必ずすべてのデーモンが停止するまで待ってください。また、NetSpool 開始タスクを再始動してください。
デフォルト: ebcdic-codepage
= IBM-1047
- log-retention = days
- Infoprint Central がメッセージを印刷ジョブおよびプリンターに対して表示する期間 (日)。
また、JES スプールから除去された印刷ジョブを Infoprint Central が表示する期間 (日) でもあります。
共通メッセージ・ログに対して MVS™ システム・ロガーを使用しない場合、この属性は、Infoprint Server が z/OS UNIX ファイル・システムにメッセージを保持する期間 (日) も決定します。メッセージに対してシステム・ロガーを使用する場合、システム・ロガー・ログ・ストリーム定義に指定された保存期間が代わりに使用されます。
0 から 59 までの値を指定できます。値が 0 の場合、Infoprint Central はメッセージを表示できず、
JES スプールから除去された印刷ジョブに関する情報を表示できません。また、メッセージに対してシステム・ロガーを使用しない場合、Infoprint Server は z/OS UNIX ファイル・システムにメッセージを書き込みません。
ガイドライン:
- メッセージに対してシステム・ロガーを使用しない場合は、0 より大きい値を指定するか、またはデフォルトの 1 日を使用して、Infoprint Server が z/OS UNIX ファイル・システムにメッセージを書き込むようにします。
- メッセージに対してシステム・ロガーを使用する場合に、Infoprint Central も使用するのであれば、
ログ・ストリーム定義に指定された保存期間以下の値にする必要があります。
ログ・ストリームの保存期間より大きい値を指定すると、Infoprint Central が表示する
一部のヒストリカル印刷ジョブについてメッセージを参照できなくなる可能性があります。
- システム・ロガーを使用するが Infoprint Central を使用しない場合は、0 を指定すれば、z/OS UNIX ファイル・システムのスペースを節約できます。
- 0 より大きい値を指定したり、デフォルトの 1 日を使用したりする場合は、共通メッセージ・ログおよび Historical Inventory に大量のデータが
保持される可能性があるため、/var または /var/Printsrv マウント・ポイントにマウントされている
ファイル・システムで使用できるスペースの量を増やさなければならないことがあります。
/var/Printsrv ディレクトリー用の DASD スペース所要量の計算を参照してください。
- 共通メッセージ・ログおよび Historical Inventory には大量のデータが
保管されることがあるため、まず値を 1 日にして始めてください。
ファイル・システムに十分なスペースがあって、ユーザーがメッセージまたはヒストリカル情報を
さらに要求するようであれば、値を 1 日ずつ大きくしてください。
- z/OS UNIX ファイル・システムにおいて大きくなりすぎた共通メッセージ・ログのサイズは、減らすことができます。
詳しくは、z/OS UNIX ファイル・システム内の共通メッセージ・ログのサイズを縮小を参照してください。
aoplogu を使用してメッセージを表示する場合、メッセージ中に表示される日付および時刻の形式は、
TZ と、LC_TIME または LC_ALL のいずれかの環境変数によって制御されます。Printer Inventory Manager のための環境変数の設定を参照してください。Infoprint Central を使用してメッセージを表示する場合、メッセージの日付および時刻の形式は、
Web ブラウザーが稼働しているオペレーティング・システムによって制御されます。

規則:
- 動的構成が使用可能になっている場合、この属性はシステム構成定義に指定します。
この属性を変更した場合、Infoprint Server を再始動する必要はありません。
- 動的構成が使用可能になっていない場合、この属性は aopd.conf ファイルに指定します。
この属性を Infoprint Server の実行中に変更する場合は、すべての Infoprint Server デーモンを停止して、Infoprint Server を再始動します。
Infoprint Server を再始動する前に、必ずすべてのデーモンが停止するまで待ってください。
デフォルト: log-retention
= 1
例: log-retention
= 3
- max-historical-inventory-size = megabytes
- Historical Inventory /var/Printsrv/hinv のメガバイト (MB) 単位の最大サイズ。
Historical Inventory には、JES スプール上にはない印刷ジョブおよび文書 (出力データ・セット) に関する
情報が入っています。
この最大サイズに達すると、Infoprint Server は最も古いヒストリカル情報に上書きします。
値 0 は、Infoprint Server が Historical Inventory のサイズを制限しないことを意味します。ただし、
log-retention 属性に指定された日数によって、
Infoprint Server が Historical Inventory 内に保持する情報の量が制限されます。
表 1 は、Historical Inventory 内の 1 MB に入れることができる文書の数を示しています。
表 1. Historical Inventory 内の文書の数| JES スプール上の印刷ジョブ数: |
Historical Inventory 内の 1 MB に入る数: |
| 各印刷ジョブ内に 1 つの文書 |
1350 個の文書 |
| 各印刷ジョブ内に 3 つの文書 |
1750 個の文書 |
| 各印刷ジョブ内に 5 つの文書 |
1850 個の文書 |
| 各印刷ジョブ内に 10 つの文書 |
1950 個の文書 |
ガイドライン: Historical Inventory の最大サイズを見積もるには、次の数式を使用します。
Maximum size of Historical Inventory =
(Documents processed in one day X Days to retain information) /
Documents in 1 MB
例:
- 1 日に処理される文書数 = 100,000
- 情報を保存する日数 = 3 (log-retention =
3)
- 1 MB 内の文書数 = 1350 文書
Historical Inventory の最大サイズ = (100,000 X 3)
/ 1350 = 223 MB (切り上げ)
規則: - 動的構成が使用可能になっている場合、この属性はシステム構成定義に指定します。
この属性を変更した場合、Infoprint Server を再始動する必要はありません。
- 動的構成が使用可能になっていない場合、この属性は aopd.conf ファイルに指定します。
この属性を Infoprint Server の実行中に変更する場合は、すべての Infoprint Server デーモンを停止して、Infoprint Server を再始動します。
Infoprint Server を再始動する前に、必ずすべてのデーモンが停止するまで待ってください。
デフォルト: max-historical-inventory-size
= 10
例: max-historical-inventory-size
= 300
例: 以下の画面は、Printer Inventory Manager に対するシステム構成定義を編集するために使用される「System Configuration (システム構成)」ISPF パネルの一部分を示したものです。
Infoprint Server: System Configuration
Code Pages:
ASCII . . ISO8859-1
EBCDIC . . IBM-1047
Messages:
Log retention period (days) . . . . . . . 1
Maximum Historical Inventory size (MBs) . 10
関連情報: フィルターについては、以下の情報を参照してください。