サービス・レベル契約 (SLA) 違反請求
SLA を作成して、提供するサービスまたは必要とするサービスに対して期待されるサービス・レベルと確約を指定できます。チケットまたは作業指示書に適用された SLA や一致させられた SLA は、その SLA 確約に基づいた目標日を設定します。目標日を超過すると、SLA 確約に違反します。確約違反を補償するための違約金や返金を発行できます。
ステップ 1: 価格表と価格設定ルールを作成する
顧客契約に SLA 違約金の価格表を追加し、それを販売注文に適用することを指定します。
価格設定ルールの「SLA ペナルティー (SLA Penalty)」タブで、1 件の SLA と 1 件以上の確約を価格表に関連付けます。例えば、SLA と、交換済みの資産を交換から 3 日以内に配達するという顧客の確約を選択するとします。この SLA は、この顧客に関連付けられているか、どの顧客にも関連付けられていない必要があります。料金のタイプを指定します。算出料金タイプを指定する場合、式ビルダーを使用して、資産の交換が遅れる日ごとの合計請求額の割合などの、ペナルティー計算式を追加できます。各 SLA 違反で請求できるペナルティーの最高額を指定できます。
ステップ 2: 作業指示書またはチケットに SLA を適用する
この顧客のチケットまたは作業指示書に 1 つ以上のサービス・レベル契約を適用します。一致する SLA は、違約金と関連付けた SLA である必要があります。作業の目標開始日と目標終了日が適用されます。
作業を実施し、作業指示書またはチケットをクローズします。
ステップ 3: SLA 違反を検討し、販売注文を作成する
SLA 違反アプリケーションで確約違反を検討し、販売注文のプレビューを生成して、販売注文を作成します。このアプリケーションは、クローズされていないか請求されていない、およびシステム日付から指定した日数内に実施日がある違反レコードをリストします。「日」パラメーターは PLUSPSLABREACHGENCRONTASK クーロン・タスクで指定されます。
「一覧」タブでは、顧客のオープンな状態の各 SLA 確約の要約データを検討できます。違反には、実施日がレコード上にないとしても、目標日が現在の日時よりも早いレコードが含まれます。
このタブの情報には、違反された確約がある顧客の注文タイプの割合が含まれます。例えば、ある顧客に 100 件のサービス要求があり、その内の 5 つが SLA に違反している場合、サービス要求の 5% に違反があることになります。
「SLA 違反」タブで各違反レコードを検討し、必要に応じてステータスを変更します。ステータスが「新規」または「検討済」の違反を請求できます。
- 1 つの料金で販売注文書を生成する場合、生成される販売注文書の「料金と請求額」テーブルに 1 つの料金明細が追加されます。固定料金タイプでは、明細価格がデフォルトの明細価格からコピーされ、それを編集することができます。算出料金タイプでは、明細価格がペナルティー計算式によって計算され、合計価格と要因である価格を編集することができます。
- 複数の料金明細で販売注文を生成する場合、生成される販売注文の「料金と請求額」テーブルに各違反の料金明細が追加されます。固定料金タイプでは、明細価格がデフォルトの明細価格からコピーされます。価格は編集可能です。算出料金タイプでは、明細価格がペナルティー計算式によって計算され、その価格を編集することができます。
分類、料金の説明、GL 勘定科目、コスト・センターなどのデフォルト値を指定します。デフォルト値はプレビュー明細にコピーされます。プレビュー明細で受け入れられた値は、生成された販売注文にすべてコピーされます。
販売注文明細をプレビューするには、「販売注文のプレビュー (Preview Sales Order)」をクリックします。プレビュー上で明細を修正することも、すべての明細をクリアすることもできます。プレビュー明細を受け入れて販売注文を生成するには、「OK」をクリックします。販売注文が生成され、違反明細は販売注文にコピーされる際にクローズされます。
ステップ 4: 販売注文を請求する
- 自動請求スケジュールを使用して販売注文を請求する場合、顧客契約に指定された次回の請求日に請求が作成されます。
- 手動で販売注文を請求する場合、顧客請求アプリケーションで請求を作成し、それを販売注文にコピーします。